2014年10月の読書メーター読んだ本の数:65冊
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三ツ沢大介さん「すみっこプリマ」1巻「4コマを導入として、徐々に普通のコマ割りにしていく」という手法を、作品にメリハリを付けるために取り入れている。
「4コマ」を効果的に使用しているという時点でこの作品は4コマ作品。間違いない。
ただやはり上から下への視線誘導が基本的になるので、ドリブルシーンなどは少々無理というか窮屈そうな感じもする。
ざらさん「しかくいシカク」3巻1巻から通じて表紙絵では、指をシカクで囲んだ中に次巻に登場するキャラクタが描かれている。
最終巻である3巻では、次に登場するであろうベニーが描かれている。
前作「ふおんコネクト」に登場した英夕先生含むキャラクタもこの作品に登場したというところでも、今後の作品にしかくいシカクのキャラクタが登場することもあるかもしれない。
そういった意味でも、作品は終了しても彼女たちの物語は続いていくということを指シカクで表現しているのだ。
ちなみに「わがままDIY」でも、「ふおんコネクト」に登場した松下華の「その後」の姿で登場していたりもする。また、鈴城芹さんの作品でもザッピング登場が各作品で見受けられる。「全て同じ地域で描かれる物語である」ことを実感する。ざらさんも同様に架空の都市「蔵浜市」として一つの街を描いているのだ。
という判ったようなことを書いてみたり。
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