2015年12月13日

4コマオブザイヤー2015

今年も例年通りのインターフェイスでお送りしております4コマオブザイヤー2015。
私の投票結果はこちらで。
http://4oty.net/2015/user/FlowerThief

さて今回も悩みに悩みました。というところで5枠に入りきらなかった作品を。

■新刊部門

■TOもえさん「ねーちゃんとオレ、ときどき先生。」1巻

「青春スイートトラック」1巻も良いですが、竹書房の「新人4コマ杯inコミティア」で即日大賞に選ばれた作品であるというところからも推したいところでした。


■青木だいしろうさん「彩陽女子高食物調理科」1巻

数少ない海藍さんのマインドを受け継ぐ方だと思います。トップランカーは塀さん。


■長田佳奈さん「2KZ」1巻

王道正統な4コマ作品だと思っています。可愛い女の子とか出ない。


■川村一真さん「強くてカッコイイ女子は好きですか?」1巻

これこれ。このギャグが良い味してるんだこれが。


ほっぺげさん「中原くんの過保護な妹」1巻

妹に介護されたい。後輩にいじわるされたい。


■桐原小鳥さん「ヒゲとセーラー」1巻

光源氏計画いえーい。


■上田キクさん「カラフルぶらぱん」1巻

やましい目線があるわけではないのですよ?でもシチュエーション最高じゃないですか。


■文月ふうろさん「オリーブ! Believe,“Olive”?」1巻

何故温泉回をカラー収録しなかったし…。


■既刊部門

■くろば・Uさん「ステラのまほう」2巻

きららCMで放映されたのが非常に嬉しかった。


■藤原ここあさん「かつて魔法少女は悪と敵対していた。」2巻

ご冥福をお祈りします…。


■高津カリノさん「WORKING!!」13巻

WEB版の方で投票しましたが、こちらもしっかり完結したのは感慨深いところです。



■ポンさん「ノヒマンガ」2巻

新聞4コマ以外で1日1本365日をやり遂げて単行本発売まで至ったのは凄いと思います。


■橘紫夕さん「ひよわーるど」4巻

虚弱ネタ、大好きでした。


以下鉄板すぎてあえて投票しなかった天邪鬼な私。


それでいてスターマインには投票しているという説得力のなさ。

■統括


CUNEが創刊されたり、かつてきららキャラットでゲスト掲載された緋鍵龍彦さん「放課後の先生」がまさかCUNEで連載化したり、星海社のツイ4がプチ炎上したり、藤原ここあさんが亡くなられたり(今年は訃報が多かった気がする…)、三者三葉がまさか10年連載からのアニメ化を決定したり、渡辺伊織さん「ゆとりノベライズ」が完結巻が出なかったり、WORKING!!が完結したどころかWEB版WORKING!!が単行本化どころかブタイウラまで単行本化する高津カリノフィーバーが巻き起こったり。良し悪しともに色々なことがありましたね。禍福は糾える縄の如し。
ともあれ4コマオブザイヤーを通じて今年1年を振り返ってみて、きららでもしっかり老獪たる古参作家の安定さと新人作家の新しい風を感じることが出来ました。これはちょっと、いえだいぶ嬉しい気持ち。
タイム系はもうちょっと頑張って欲しいと思うものの、乃花タツさん「なり×ゆきリビング」は2016年のオブザイヤー候補に入ることはほぼ確定ですし、高津ケイタさん「おしかけツインテール」は早く単行本化して欲しい。
ぱれっとも安定した作品が連なるようになってきている印象。
だいおうじやCUNEの真価はまだこれからだと思っていますが、CUNEの方が早く頭角を表しそうな気がします。

やはり4コマ素敵ですね。
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2015年03月14日

とある漫画馬鹿の、5桁の蔵書収納記録

8月に引っ越しを行いました。
その模様は以前記事にした通りですが、今回は引越し後の仕上げ。
本棚作りについて。

そもそもその本棚作りに半年以上掛かっている事実が有りますが、色々と止むに終えない事情がありまして。
仕事で忙しかったんです。ええ、仕事。

参考までに、引越し直前の荷詰めした状態がこちら。



■パノラマ全景



6畳の部屋に、本棚が11台。
最初は7台で足りるかと思って壁沿いに置いていましたが、A版サイズが2列で置くことが出来ないと判明したため、4台を真ん中に追加設置。

■メジャー棚



集英社・小学館・講談社・白泉社・少年画報社のB版棚。
出版社別というより、作者+ジャンルでざっくり分けられています。
右上は楽園エリア、左上は血みどろ銃撃戦エリア、といった具合に。

■マイナー棚



こちらもB版棚。
手前は電撃・MF・芳文社・REXなど。奥は角川・ガンガンなど。

■萌え4コマ棚



奥がきらら。手前がぱれっとや角川などのその他4コマ。

■4コマ・A版・小説棚



奥が大御所系4コマ。小坂俊史さん、重野なおきさん、藤島じゅんさんの列。佐藤両々さん、山東ユカさんの列。といった具合。
中央は上部が大御所系4コマ。ももせたまみさん犬上すくねさんなど。真ん中より下は新人さん4コマの列。
右側は百合姫など非4コマのA版と、文庫や新書版など。

■同人誌棚



A版の本を中心に入れてあります。
逆にB版の本はC86以降のものしか入れられていません。整理して棚に入れる分を取捨選択します。しないと入りきりません…。


■その他

A4サイズの大型本を入れる棚を作り忘れていたのでダンボールに入れて棚の上にあげています。

雑誌はダイニングに棚を置いて並べて、2年以上前の雑誌はダンボール保管。
古くあまり読み返さない本もダンボール保管しています。

この記事で見える範囲の本は恐らく5桁はないと思います。
同人誌数えるとそれくらいはあるかもしれませんが。

■〆


というわけで、今回はノウハウというよりも、こうなりましたのご報告でした。
あまり参考にならないかもしれませんが、6畳の部屋でこれくらいが出来るんだということくらいは判りますね。
もっと良い運用方法もあるでしょうし、今の本棚構成もまだまだ改善できると思っています。

まずは地震対策ですね。


posted by 花 at 02:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 駄文 | 更新情報をチェックする

2015年01月06日

1月発売の4コマコミックス一覧

■1月7日
神堂あらしさん「お隣さんゲーム」1巻
橘紫夕さん「となりのなにげさん」4巻
速水螺旋人さん「スパイの歩き方」
東屋めめさん「満開!Sister」4巻
むんこさん「まりあ17」1巻

■1月14日
まもウィリアムズさん「みりたり!乙型」1巻

■1月15日
桃井涼太さん「艦隊これくしょん ―艦これ― 4コマコミック 吹雪、がんばります!」4巻

■1月17日
氷堂リョージさん「高尾の天狗と脱・ハイヒール」1巻

■1月22日
宙さん「やさしい教師の躾けかた。」4巻
宙さん「やさしい教師の躾けかた。」4巻特装版
野原ゆたさん「SECRET ✕ SIBLINGS〜シークレット×シブリングス〜」3巻
ミキマキさん「アフォガード」3巻

■1月24日
あべゆうきさん「ドラゴンクエストX 4コママンガ劇場」3巻

■1月27日
笹桐ゆうやさん「 リトルバスターズ! EX The 4コマ」4巻
碓井尻尾さん「紡木さん家の場合」1巻
胡桃ちのさん「セトギワ花ヨメ」6巻
こいずみまりさん「猫系彼女と草食男子」1巻
小坂俊史さん「ラジ娘のひみつ」2巻
宇城はやひろさん「みことの一手!」
だいせさん「しゅばりえーる!」1巻
中山幸さん「ブレンド・S」1巻
はりかもさん「うらら迷路帖」1巻

■1月30日
春夏アキトさん「おとぎのシソン」
春夏アキトさん「ヘタレ姉。」5巻




あけましておめでとうございます。
本年も4コマに情熱を注ぎ続けますので何卒よろしくお願いいたします。

さて、今年も年初から目白押しですね。
速水螺旋人さんのスパイの歩き方はウィットに富んだお約束の数々に脱帽することまちがいなし。
中山幸さん「ブレンド・S」のドS少女っぷりは今からもう楽しみです。
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2014年12月01日

12月発売の4コマコミックス一覧

■12月7日
かわのゆうすけさん「凪くんの不運な棚ぼた」2巻
瀬田ヒナコさん「レーカン!」5巻
たかの宗美さん「OLはとぽっぽ」2巻
水森みなもさん「笑って!外村さん」5巻
むんこさん「らいか・デイズ」18巻

■12月10日
ニャロメロンさん「ベルリンは鐘」1巻
華々つぼみさん「ちびちゅき!」2巻

■12月17日
たかの宗美さん「有閑みわさん」10巻

■12月20日
娘太丸さん「結城友奈は勇者部所属」1巻
楠見らんまさん「いとをかし」3巻
小池定路さん「父とヒゲゴリラと私」3巻

■12月22日
ichinomiさん「ハルノカミカゼ」2巻
まもウィリアムズさん「みりたり! 乙型」1巻
米田和佐さん「だんちがい」2巻
和錆さん「大図書館の羊飼い 〜 Library 4 you〜」2巻
秋月りすさん「OL進化論」36巻
忍さん「ヤンデレ彼女」15巻
藤原ここあさん「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」2巻
植田まさしさん「かりあげクン アンコール お年賀! 爆笑詰め合わせ」

■12月25日
高津カリノさん「俺の彼女に何かようかい」1巻
高津カリノさん「WORKING!!」13巻
高津カリノさん「ブタイウラ」上下巻
CUTEGさん「スイート マジック シンドローム」3巻
川井マコトさん「幸腹グラフィティ」4巻
くろば・Uさん「ステラのまほう」2巻
桑島黎音さん「P.S.リスタート」2巻
タチさん「桜Trick」5巻
マウンテンプクイチさん「あまゆる。」2巻
りぽでぃさん「ギタ×マン」1巻
五十嵐藍さん「鬼灯さん家のアネキ(+妹)」2巻
縛さん「魔法少女さん ふぉ〜えば〜」

■12月27日
黒田いずまさん「美術館のなかのひとたち」
小坂俊史さん「せんせいになれません」9巻
佐野妙さん「森田さんは無口」9巻
神仙寺瑛さん「動物のおしゃべり」14巻
瀬戸口みずきさん「初恋症候群」2巻
青木だいしろうさん「彩陽女子高食物調理科」1巻
坂巻あきむさん「研究所ライフ」1巻
ボマーンさん「ケイくんとアヤメさんがルームシェア」2巻




4コマオブザイヤー2014始まってますね。始まってますよ。
皆さん投票是非よろです。
http://4oty.net/2014/

そして12月発売の4コマは、2014ではなく2015での対象になりますよ。
WORKING!!最終巻とか、ブタイウラ上下巻とか、美術館のなかのひとたちとか、彩陽女子高食物調理科とかが超楽しみです。
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2014年11月01日

11月発売の4コマコミックス一覧

■11月07日
藤沢カミヤさん「なぎさ食堂」1巻
植田まさしさん「新コボちゃん」30巻
おーはしるいさん「毎日が新選組!」1巻
大乃元初奈さん「スキップADいろはちゃん」3巻
佐野妙さん「村ドル」2巻
杜康潤さん「孔明のヨメ。」4巻

■11月13日
曙はるさん「まつりごよみ」

■11月14日
テンヤさん「黒森さんの好きなこと」1巻

■11月17日
大井昌和さん「ちぃちゃんのおしながき」11巻
こいずいまりさん「家政婦のエツ子さん」8巻
野々原ちきさん「ぼくとことりちゃん」
むんこさん「ゆあまいん」

■11月19日
寅ヤスさん「サイクロプス少女さいぷ〜」4巻

■11月27日
sazyunさん「空想科学X」5巻
小池恵子さん「ななこまっしぐら!」8巻
小池定路さん「ゴーゴーダイナマイツ」1巻
小坂俊史さん「月刊すてきな終活」
秋野はもさん「とりあえず居合でも。」
阿部かなりさん「サンタクロース・オフ!」1巻
原悠衣さん「きんいろモザイク」5巻
双見酔さん「セカイ魔王」4巻


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2014年10月01日

10月発売の4コマコミックス一覧

■10月4日
胡桃ちのさん「胡桃ちののお宿五ツ星 極」

■10月7日
神奈川のりこさん「ラーメン屋のヨメ」
クール教信者さん「おじょじょじょ」2巻
クール教信者さん「小森さんは断れない!」3巻
大乃元初奈さん「社外秘!神田さん」2巻
東屋めめさん「秘書の仕事じゃありません」1巻
松田円さん「200年の夜と孤独〜おひとりさま吸血鬼〜」1巻

■10月8日
さのうくにかずさん「えらしこ」2巻

■10月9日
月見里中さん「おにもて」1巻

■10月10日
植田まさしさん「かりあげクン」55巻

■10月11日
三ツ沢大介さん「すみっこプリマ」1巻

■10月14日
山口悠さん「黒猫の駅長さん」1巻
たかの宗美さん「金髪女将 綾小路ヘレン」3巻
軍島曹一郎さん「地獄ようちえん」上巻
軍島曹一郎さん「地獄ようちえん」下巻

■10月22日
内村かなめさん「妹はいいものだ」3巻
火曜さん「そわそわDrawing」1巻
ホリさん「世界征服 〜4コマのズヴィズダー〜」
吉辺あくろさん「絶対☆霊域」9巻

■10月23日
林雄一さん「ざんねん! 番長ちゃん」

■10月27日
ゆとりさん「ちいさいお姉さん」11巻
ゆとりさん「ちいさいお姉さん」12巻
HEROさん「堀さんと宮村くんおまけ」6巻
唐草ミチルさん「銀子の窓口」1巻
佐野妙さん「ウリとツメ」1巻
師走冬子さん「奥様はアイドル」7巻
神堂あらしさん「咲丘TVショー」2巻
ももせたまみさん「私設花野女子怪館」1巻
ざらさん「しかくいシカク」3巻
そとさん「ハルソラ行進曲」1巻
七葉なばさん「となりの魔法少女」2巻
パルプピロシさん「ぷらいまりィずむ!」2巻
こもわた遥華さん「Angel Beats! the 4コマ」

■10月28日
柳瀬ルカさん「涙の数だけ輝いて!」1巻
たかの宗美さん「派遣戦士山田のり子」13巻
重野なおきさん「軍師 黒田官兵衛伝」2巻




今月も大量ですね!
注目は、クール教信者さん「おじょじょじょ」2巻と「小森さんは断れない!」3巻の同時発売。旦那のアニメ化もありますし、今ホットな作家さん。
それと、火曜さん「そわそわDrawing」1巻は、表紙で乳首が出てしまっていないかが今からもう気になって気になって。
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2014年09月01日

9月発売の4コマコミックス一覧

■9月5日
ちょぼらうにょぽみさん「あいまいみー」5巻
東屋めめさん「リコーダーとランドセル」8巻
胡桃ちのさん「パパロバ」4巻
佐藤両々さん「わさんぼん」4巻
トイシキさん「ちっこいんちょ」3巻
にしうら染さん「踊る!アントワネットさま」2巻
宮原るりさん「恋愛ラボ」10巻

■9月9日
コンノトヒロさん「こもりちゃんはヤる気を出せ」2巻

■9月11日
あべゆうきさん「ドラゴンクエストX 4コママンガ劇場」2巻

■9月12日
斉藤ゆうさん「月曜日は2限から」3巻

■9月17日
板倉梓さん「野村24時」3巻
道端千揺さん・有好從桜さん「MEDIGIRL」2巻

■9月22日
高原由さん「オレンジぐんだん」2巻
へーべーさん「魔女とほうきと黒縁メガネ」3巻
むらたいちさん「みなと∞みらい」3巻

■9月25日
みつはしちかこさん「小さな恋のものがたり」43巻

■9月26日
鈴城芹さん「家族ゲーム」13巻

■9月27日
乃花タツさん「あやかしぃのに」1巻
柚木涼太さん「hshsさせろ!」1巻
あづま笙子さん「かてきょん」3巻
神堂あらしさん「先生ロックオン!」1巻
ひらふみさん「つくねちゃん+30」3巻
宮成樂さん「晴れのちシンデレラ」7巻
安田まさえさん「数学女子」4巻
駒倉葛尾さん「居間には今外国人がいます。」1巻
東屋めめさん「押しかけ時姫」1巻
異識さん「あっちこっち」6巻
湖西晶さん「〆切ごはん」1巻
フクハラマサヤさん「水瀬まりんの航海日誌」1巻
みじんくかさん「すいまさんといっしょ」2巻



電撃だいおうじの作品も第一弾が続々と出る予定ですが、正直どれが4コマ作品だったか……。
ともあれ、乃花タツさん「あやかあしぃのに」1巻はオススメ。

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2014年08月18日

とある漫画馬鹿の、5桁の蔵書引っ越し記録

引っ越しました。

それまで5年間住んでいた部屋は6畳と4.5畳の2Kで、4.5畳の部屋に漫画を詰め込み生活してましたが、本棚が足りず、雑誌にコミックスに圧迫されてしまい堪らず引っ越すことに。通勤時間はあまり変えず、部屋の広さを求めた結果、6畳6畳の2DK。
しばらくは快適に暮らせるんじゃないでしょうかどうでしょうか。

コミケ明けの方がゆっくり引っ越しできたかもですが、週末を潰されると年末に向けての活動に遅れを招く危険性があるため、早めに動いた結果です。でもまぁコミケ直前までかかるとは思ってもいませんでしたが。(遠い目
そんなこんなでだいたい落ち着いたので、「大量の本(漫画)を持つ人にとって役立つかもしれない引っ越し体験記」というあまり多くはないであろう、けれども少なからずあるかもしれない需要に向けて記事でも書いてみようかと。

■目次

01.引っ越しスペック
02.本棚について
03.スケジュール
04.本のダンボール詰め
05.ダンボールの積み方
06.引っ越し業者
07.不要品廃棄
08.コスト
09.まとめ
10.余談

■引っ越しスペック

31歳男性独身。年収…じゃなくて。どんな感じの荷物で引っ越しをしたか。

コミックス1万冊。超えている、と思うが実際に数えていない。
雑誌およそ7年分。コミックエール!とかまるまる残ってる。
アワーズなどは単行本化が普通にされるので廃棄。4コマ誌や単行本未収録の多い雑誌は残した。
冷蔵庫一番の大物家電。それでも一人暮らし用なので高さ1m程度の小さいやつ
デスクトップPC2台。
PCモニタ14インチ1台、24インチ1台。ちなみに前者は10年モノ
DVD/BD/CD/ゲームディスクなんだかなんだでダンボール3箱と収納ケースがいくつか
ゲーム機PS3/PS2/Xbox360、フライトスティック3台。フライトスティックは癒やし。
その他衣類ケース、こたつ机、食器、衣類、スチールラック(分解済み)、など


引っ越し荷物の体積のうち、コミックス・雑誌が7割です。

■本棚について

それまで使用していた本棚は、ニトリの木製のもの。

カラーボックス(MCB-17560 NA)

これは幅60cmですが、以前は幅120cmのものがあったのです。今は廃番になっています。
その廃番になった120cmが3つと、60cmが1つで使用していましたが、本の重量に耐え切れず棚板が歪んでいることと、1つ当たり35kgと重量級であるため移設が大変ということで、この機会に一新することにしました。
幅120cmが廃番なのも棚板がゆがみやすいから幅が短いもののみになったんじゃないかという邪推。


新調した本棚はフランさんご推薦のこちら。

簡単組立!クールラック(大)(15kg/段)(高さ180cm)(IVアイボリー)

その名の通り組み立てが工具も要らず15分足らずで組み上がっちゃいますし、本体の重さも19kgで、ニトリの物に比べて格段に移動も楽でした。
ちなみに7台買いました。もう2台くらい追加したいくらい。


■スケジュール

7月13日 部屋内覧・決定
7月19日 けいやく
   〜引越し準備〜
7月26日 引っ越し第一弾
   〜この間本のダンボール詰め〜
8月10日 引っ越し第二弾
8月11日 不要品廃棄
8月14日 コミケ
8月20日 退去立会い
8月23日 実家帰省
8月31日 コミティア

タイムラインはこんな感じ。
このバタバタっぷりはなんだかもう。余裕なんて無い。

引っ越しを2段階としたのは、一度に運ぶには量が多過ぎ、そもそも本を荷詰めして置いておくスペースが旧居にはないため、まず先に生活用品を引っ越し、新居で生活しながら旧居の本を荷詰めしていこうという魂胆。あとはまあ大事な大事な本を引越し業者にぞんざいに箱詰めされるのはかなわんので、自分でやりたかったのです。こういうことをする方はそう多くはないでしょうが、少なくもないのではと思います。引越し業者さんに本の荷詰めもお願いしてしまうのが一般的だとは思いますよ、ええ。開梱もやってもらうよう依頼してしまえばもう楽勝ですね。課金スタイルバンザイ。私は自分でやりたいのでそこに課金はしませんでしたが。
7月26日の第一段階の生活用品引っ越しはレンタカーを借り、たまたま出張で東京に来ていた@sweetpotat14さんを引っ張り込み、新居と旧居を2往復して荷運びしました。芋さんその節はありがとうございました。
ちなみにこの日、新居の近くで花火大会があり時間帯に寄っては道路封鎖されてからの渋滞に巻き込まれる危機もありましたが、うまくそのタイミングをハズして運び込み、結果花火そのものも見ることが出来ませんでしたというのは余談。

■本のダンボール詰め

クロネコヤマトのクロネコボックス10号がB6サイズのコミックスやB5サイズの同人誌・雑誌を詰めるのに最適。単価は少し張りますが、箱がしっかりしている点、繰り返し使える点、電話で頼むと無料で届けてくれる点で便利です。普段使いの収納にもオススメ。
包装資材案内(個人のお客様) | ヤマト運輸

4コマコミックスでは一般的な、A5サイズを詰める場合、クロネコボックス12号でも良いのですが、12号はA3サイズなのでA5サイズコミックスを平積みで4面詰めれます。そうすると一箱あたりが非常に重くなります。持ち上げるのに苦労するのでオススメしません。若いころならまだしも三十路の体には厳しいのです。
なのでA4サイズのダンボールを、となるのですが、クロネコヤマトでは扱いが無いため、こちらで注文しました。
A4ぴったり縦長ダンボール箱−宅配100サイズ | アースダンボール

こちらのダンボールは単価が安いですが、強度がクロネコボックスには及ばず柔らかいため、使い捨てるつもりで利用したほうが良さそうです。サービスとしては午前中に注文で当日発送してくれる点が良いですね。


結論から言いますと、本のダンボール詰めに32時間かかりました。
8月2日に詰め作業開始し、徹夜で行って、ダンボールがなくなって一旦終了。
追加でダンボールを注文し、翌週8月9日に10時間かけてようやく全て詰め切ることが出来ました。




■ダンボールの積み方

実は昔、教科書を販売する本屋に務めていたことがあり、そこで大量の本を扱う際のノウハウは学びました。
しっかり詰まっていて、フォーマットの揃った箱がたくさんある場合に安定して積み重ねられる積み方があります。
tsumi.jpg
4本積み、5本積み、6本積み…互い違いに積み上げるのです。上記のTweetの写真の場合だと、白のクロネコボックスは5本積み。茶色で積み上がっているのは6本積みです。
単純に積み重ねただけですと4箱5箱が精々ですが、この積み方なら床が抜けない限り天井まで届きます。

それと、ダンボールに詰める際も、5冊おきくらいに背と腹を入れ替えましょう。
背を揃えて平で詰めていくと、背の方が高くなってしまうため、箱の中であってもバランスが悪くなります。
ダンボール自体は紙なので、しっかり詰まっていないと角が潰れ、バランスが悪くなり、最悪崩れます。
互い違いにする。基本です。5冊おきだと数えやすいですしね。

■引っ越し業者

PCやら生活用品は第一弾で引っ越し済みなので、上記の194箱というのは漫画とその他特典やペーパーなどで194箱。
もう少し正確に書きますと、
A4サイズ:65箱
B4サイズ(クロネコ10号):108箱
A3サイズ(クロネコ12号):4箱
その他amazon箱など:17箱

こちらを引越し業者さんに依頼して運んでもらいました。

箱詰めしないままだとどれくらいの量になるのかピンとこないため、引っ越し第一弾が完了し、ダンボール箱詰めがある程度完了したタイミングで見積もりをお願いしました。
退去の日付まであまりないことで、スケジュール的に事前の下見から見積作成ができなかったため、ざっくり段ボール箱の数をお伝えして、見積もっていただきましたが、事前にもっと見積依頼を複数社に投げるなどすることで、コストを抑えることも出来たかもしれません。
1週間前に依頼するとか、鬼畜ですね。おにちく。
それでもダンボール箱200箱近くを運ぶだけ、とかはあまり例がないようで、見積もりしにくそうな感触でしたが。

8月10日引越し当日、16時過ぎごろに業者さんが運び出しを開始しましたが、正直に言ってあまり良い対応だとは思いませんでした。
「詰まっていない箱には(ペコ)と書いているので、その箱の上には箱を積まないでください」ということを伝えたのにもかかわらず、新居へ運び入れるときにはベコベコだったり。
5本積みなどで積んだ方が良いのは明白なのに、4箱5箱のタワーを幾つも作って「これじゃ置くスペースないわ」とか言い出したり。結局自分で5本積みに積み直しました。(組んで積む方法はフォーマットバラバラが基本の引越し業者さんからすると使う機会がないのでしょう)
明らかに落とした形跡(箱が凹み、閉じていたガムテープが切れている)があるのに特に報告はなく。
実はその日は台風が接近中で、強い風に加え、通り雨のように降りだすこともあったのですが、小さく屋根が突き出したスペースにダンボールを積み上げ始め、
「風強いんですからそこ置かれたら濡れるじゃないですか」と言うと、
「いや、階段が辛いんで。そこなら濡れないですよ」
「風強いって言ってんですよ。吹き込んできてるじゃないですか」

と、まぁこんな感じ。ちょっとがっかりでした。

5人のスタッフに来ていただき、3時間で積み込み・移動・積み下ろしを行ってもらい、5万円ちょうど。
一人暮らしの引っ越しとは思えないスタッフの多さですが、こうでないと積み込み・搬入はもっと時間がかかってしまっていただろうな、と思うので、値段的には妥当かもしれません。
仕事っぷりは雑そのものですが、しっかり利益に落としこむには短時間で完了させなければいけない背景があったと思うので、仕方がない部分もあるのでしょう。そう思うことにします。
ただ大切な大切な本たち。丁寧に運んで欲しかったな。

■不要品廃棄


本棚を新調した関係で、一般ごみでは出せない不要品がたくさん出ました。
引越し業者さんに持って行ってもらうのが楽だろうと思っていましたが、廃棄品の大きさから見積もってもらうと、6万円を超えるということでしたので、不要品引取業者さんを当たりました。
くらしのマーケットを使って、2万円で軽トラック1台分不要品積み放題!という業者さんを見つけ、予約をしました。
不要品は下記。

洗濯機ベランダ運用をしていたらボロボロになった
本棚先に書いたとおり新調するため。幅120cm、高さ180cmが3台。幅60cm、高さ180cmが1台
カラーボックスA5サイズコミック・同人誌を収納するよう
布団かびくさい
PCデスク・チェア残しても良かったが、そう使う頻度が多くないため廃棄
デスクトップPC貰ったもの。いくつかのパーツは採取済み
モニタ24インチのモニタ。
その他なんか適当な不要品


軽トラック1台分ですが、150kg超過分は1kg当たり150円追加料金が発生。
本棚1台で35kgありましたので、洗濯機と合わせて軽く超過。結局50kg追加で27000円で引き取ってくれました。(端数の500円はオマケしてくれた)

■コスト


クロネコボックス10号@184円*55枚=10,120円
アースダンボールA4サイズ40枚:4,719円(送料・税込み)
アースダンボールA4サイズ30枚:3,702円(送料・税込み)
布ガムテープ:@235円*5本=1,175円
レンタカー代:10,800円
ガソリン代:2,500円
お食事代:5,000円
引越し代:50,000円
不要品回収代:27,000円

合計:119,216円

思った以上に高くついた気がします。


■まとめ

実はまだ本棚に本を入れられていません。これからです。
コミケ直前でしたし。仕方がないですよね。仕方がないです。

というわけで、ニッチなニッチな体験記になったと思います。
需要があったかどうかあるのかどうか判りませんし、あまり効率のよい手段を取っていませんので、参考にならないような気がしてなりません。
ただまぁ残しておくことで、次回の引っ越しはもっと上手くやれることでしょう。
…きっと。

■余談

引越し先を選定するにあたって譲れないのが帰宅途中に漫画専門書店に立ち寄れることを絶対条件にしました。
新宿池袋もしくは秋葉原を経由するか、或いはその駅を最寄りとするか。
それまで住んでいたのは池袋で、徒歩圏内に書店がワンサカあるのでこの上なく便利で本好きにはたまらない環境でした。
リブロで複製原画見てジュンク堂でサイン会の整理券を貰い、ゲーマーズアニメイトとらのあなで新刊を買い、芳林堂コミックプラザでのんびりと面白そうな漫画がないか眺める。至福ですね。今思い返してもなんて幸せだったんだと。
部屋を拡張するのにあたっては、池袋を離れなければ家賃としては厳しい状況になってしまうため、ここを幾分か諦めることにしたのです。

まぁ選定に関しては2月くらいにも引っ越しを検討した際に紆余曲折もあって、結果、秋葉原を経由することにしたのですが、正直「引越しノウハウ」という趣旨からは外れるので、ここまでにしておきます。ただ本が好きアピールがしたかっただけなんです。だけなんです。

■余談その2 2014-08-19 01:10追記

第一弾引越し前に行った、一般ごみで捨てられるものをと、捨てた不要な雑誌。

これも5本積みで積んでます。
中段あたりの一束の高さが違っているので少し危うい積み方になっちゃっていますね。
朝イチでこれを部屋からゴミ捨て場まで15往復して廃棄したのですが、出勤時にはなくなっており、音もなく回収した業者さんスゲェと思ったものです。
はい。以上。余談でした。
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2014年08月02日

8月発売の4コマコミックス一覧

8月になったということで、8月に出る4コマコミックを集めて揃えて並べただけのエントリ。
なんでこういう記事というか情報が今までなかったのだろう。ということで思い立ったら吉日生活。

アンソロ系は入れてません。キリありませんし。
「なんであの作品入ってないの」だのなんだのは大抵は気付いてなかったか追加漏れなだけです。
気付いたなら情報をお寄せください。

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■8月7日
師走冬子さん「泊まりにおいでよ」2巻
樹るうさん「ニャンコロカムイ」2巻
東屋めめさん「擬似親子四コマ」
市川和馬さん「鉄仮面のイブキさん」1巻
王嶋環さん「オトメシュラン」3巻
火ノ鹿たもんさん「花の任侠物語しずか」3巻
水瀬るるうさん「大家さんは思春期!」3巻
あろひろしさん「妖こそ!うつつの分校」2巻

■8月8日
やつきさん「生徒会総占拠」

■8月11日
原鮎美さん「でこぼこガーリッシュ」3巻(書籍扱い)
桃井涼太さん「艦隊これくしょん -艦これ- 4コマコミック 吹雪、がんばります!」3巻(書籍扱い)

■8月12日
永井道紀さん「さんきゃくイーゼル」1巻

■8月16日
若林稔弥さん「徒然チルドレン」1巻
ヒロユキさん「アホガール」4巻

■8月20日
イシデ電さん「土曜ランチ!」1巻

■8月22日
HRDさん「アホっぽいネコ耳女子高生」
夜野みるらさん「Rewrite オカ研へようこそ」2巻

■8月25日
高津カリノさん「サーバント×サービス」4巻
高津カリノさん「サーバント×サービス」4巻初回限定特装版
勇人さん「うしろのご先祖さま」1巻

■8月26日
茶麻さん「あいうら」7巻(書籍扱い)

■8月27日
竹内元紀さん「チカちゃんは知りたがる」3巻
瀬野反人さん「ポイズンガール」1巻
荒井チェリーさん「三者三葉」11巻
オゲさん「女子大生生活様式」2巻
しんとさん「ゆずりはコーポレーション」1巻
篤見唯子さん「スロウスタート」1巻
永深 ゆうさん「だいたいこんなンで?」1巻
枕辺しょーまさん「アリノス☆ワンダーランド」1巻

■8月28日
中村カンコさん「しょーがくせれぶ」2巻

■8月29日
重野なおきさん「信長の忍び」8巻
重野なおきさん「信長の忍び外伝 尾張統一記」1巻
神仙寺瑛さん「天使の事情」6巻

■8月下旬
みなみさん「ちびミクさん」4巻
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■解説っぽいもの。
8月16日若林稔弥さん「徒然チルドレン」1巻。
 サイトやコミティアなどで発表された作品の単行本化。
 ティアでは気付いたら行列の出来るサークルさんに。

8月20日イシデ電さん「土曜ランチ!」1巻
 双子の女の子と包丁を使わないお手軽料理グルメ4コマ。
 じつは4冊同時発売のうちの1冊。凄い。(他3冊が4コマかどうかは未確認

8月22日勇人さん「うしろのご先祖さま」1巻
 おっとり巨乳OLさんとご先祖様との終わらないお盆始めましょ。
 勇人さん「シスプラス」5巻と同時発売

8月25日高津カリノさん「サーバント×サービス」4巻
 最終巻らしいですよ。アニメ2期やるかな、ないかな。今再放送やってるのって、フラグじゃないの。

8月26日茶麻さん「あいうら」7巻(書籍扱い)
 6巻が7月に出たばかりですが、7巻が最終回っぽい。
 
8月27日篤見唯子さん「スロウスタート」1巻
 4コマの枠におっぱいが乗るよ。


夏コミで散財しきってこれらの作品が買えないとかいう事態にならないようお気をつけてくださいね

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2014年06月01日

「Jコミで印刷できるってよHD」で4コマ作品を中心に、実際に印刷してみた。

「Jコミで印刷できるってよHD」で4コマ作品を中心に実際に印刷してみたので、その作品の紹介と、サービスについて確認したことの報告などをまとめてみました。

印刷してみたのはこちらの3冊。
SAAさん「ちゃのま!」
いずみやみそのさん「小悪魔ティーチャー」
カワハラ恋さん「カワハラ恋未収録作品集」



「ちゃのま!」は、まんがタイムファミリーに掲載されていた作品。
童顔キャバ嬢の梨花と男前女子大生の冴月とお母さん大家の深雪の仲良し3人ぐらし4コマ。
性格も行動もバラバラな3人が仲良しなのは、やはりお母さん深雪の存在が大きいようで…?

「小悪魔ティーチャー」はまんがタイムで掲載されていた作品。
オフィス街の喫茶店で突然始まった婿取りセミナー!?
野心に熱く燃えるキャバ嬢長女と見た目は地味でも官能小説家次女と超ピュアな末っ子の三姉妹コメディ4コマ。
ちなみにこの作品は同人誌版も出ています。Jコミに登録されているものもその同人誌版に準拠されているようで、描き下ろしページも併せて印刷がされます。

「カワハラ恋未収録作品集」は、コミックエールに掲載された、毎度勝てない幼馴染に歯噛みする「らぶわん」ほか、LaLa新人賞応募作品「ロック☆ユー」、花とゆめ新人賞応募作品「HAPPY BROTHOR」の3編が収録。
少女漫画です。4コマではありませんが、きららの系列誌だったエール掲載作品が収録されていることと、カワハラ恋さんの「東京!」や「スカートダーリン(旧題:新宿さんと周りの人々)」などの4コマ作品が大好きなもので今回印刷した次第。
神田はるか名義の作品も対象にありましたが、今回はこちらで。




「Jコミで印刷できるってよHD」サービスの詳細は該当サービスのページを見ていただくとして、概要としては以下。

「Jコミで印刷できるってよHD」で印刷できるのは未単行本化作品55作品。(2014年5月16日現在)
赤松健さん「いつだってMyサンタ」、うめさんの「南国トムソーヤ」の前身とも言える「南国スパイラル」なども対象です。
印税率50%というシステムで、明確に「この作品を印刷すると、作者にこれだけ還元できる」をユーザーがしっかり自覚できるのも一つ大きくあるんじゃないかと思います。


今回、3冊を印刷するにあたって、3パターンの製本で注文しました。
「ちゃのま!」 → 表紙加工無し+ホチキス綴じ 33Pで340円。
「小悪魔ティーチャー」 → 表紙加工無し+無線綴じ 59Pで760円。
「カワハラ恋未収録作品集」 → 表紙マット加工+無線綴じ 95Pで920円。


基本的に、表紙マット加工の有無。 無線綴じorホチキス綴じ。
この組み合わせです。

製本仕様の他に、ページ数に応じて値段が変わります。50P単位でしょうか。
33Pの「ちゃのま!」はホチキス綴じが選択できますが、他2冊では選択できません。
ページ数が多いとホチキス通りませんからね。何ページからがホチキス綴じ出来ないのかは不明です(50P前後であることは間違いない)。

5月16日に注文し、5月26日に届きましたが(ひょっとしたら受け取り関連で遅れたりしてたかも)、注文して30分後にはJコミのページ上から、注文した作品のPDFがダウンロードできるようになります。
届くまでの間はこれで楽しんでね! ということなのでしょうか。
PDFには注文者のメアドが透かしで入ります。DRMフリーなのでコピー回数制限などもなく好きな端末に転送できます。

ちなみに注文後は製本会社から送られてくるのですが、1冊ずつそれぞれ別々のメール便となっているため、同時に複数冊注文しても1通ずつ別々に投函されているようです。届いたのは3通同時でしたが。
恐らく送料も予め値段に含まれていることと、注文後から印刷して送付するフローを効率化、もしくは簡略化した結果なのだとは思いますが、サービス改善ポイントの一つですね。

表紙加工に関しては正直クオリティに差は感じませんでしたが、保存においてはマット加工の方が良いでしょう。
加工無しだと、重ねて長期間置いておくと張り付いたりする可能性があるんじゃないでしょうか。
また、通常のコミックスのようにカバーは付かないため、同人誌というか小冊子の扱いになります。

本文ページにおける印刷は、悪くない印象です。
オンデマンド印刷であることの影響なのかは判りませんが、一部トーンなどにかすれていると感じる箇所があり、非常に良いとは感じません。それでも作品によっては綺麗に出ているものもあるため、元原稿の差であったり、印刷オペレータによる調整の有無によるものと言えるでしょう。



また、「ちゃのま!」は「自分のコレを上げてくれ」システムによって、ユーザーからアップロードされたものであるため、雑誌スキャンからの再現により低解像度気味と感じます。それでも読むにあたっては問題ないレベル。
逆に言うと、ユーザーのスキャン原稿からでもここまでの再現が出来るのかという点はポイントかもしれません。


このサービスにおける一番の本質は、作者にとって作品を描く原動力の一つである「収入」の最たる印税となる単行本が、出せなかった場合の救済にあることです。
4コマの場合はその問題は特に顕著で(他に秋田書店界隈などでしょうか)、単行本になるだけのページ数があったとしても、前巻の売れ行きによっては2巻が出ないことがままあります。1巻すらも。連載を長く続けても、掲載された原稿料のみの収入だけで漫画家は生活は出来ません。
印税率50%の「Jコミで印刷できるってよ」サービス。未単行本化作品を対象としていることからも、この問題の解決策の一つとするべく出来たサービスだと思います。
ファンディングサービスと同様、明確に「作者へ還元できる」ことを自覚できる点は、利用者としても少し新鮮に感じます。

課題としては収益性でしょうか。例え本サービスで印刷できる作品を公開したとしても、サービスを利用して印刷をして貰わなければ印税50%もへったくれもありません。むしろ作者自身で同人誌として頒布した方が利益が出る可能性も十分にあるでしょう。実際の利益率がどれくらいなのかといったレポートは今後出てくると思いますが、損益の分岐点は勿論のこと、作者自身にとって有益になるかどうかはしっかり見極めなければいけません。
自身で印刷費を負担しなくて済むという利点はあるものの、「Jコミで印刷できるってよ」を読者に使ってもらうには、まずJコミで作品を公開しないといけないわけです。PV収入もあるとは言え、「読者にとって無料で読める」ことの是非についてなど、考えるべきことはあるのではないでしょうか。


ただ、読者にとってやはりメリットは大きいです。
「ヤマダイーブック」というサービスがリニューアルする際の騒動をご存知でしょうか。
2014年7月31日で一旦サービス終了とし、新たに立ち上げる。ただし、旧サービスで利用していた電子書籍は読めなくなる。というお知らせが発表されたことで発生した騒ぎです。せっかくお金を出して購入したのに読めなくなってしまう。そんなのは誰であれイヤですよね。
その後、その発表は撤回され、新サービスでも継続して読めるよう調整することとなったようですが、電子書籍はサービスによってはこうした事態を招くのです。
音楽ダウンロードサービスだって、サービス終了した上にデータが飛んだら復旧できません。
同様に、Webで公開されている作品はいつまでも同じように読めるとは限りません。
そこで「Jコミで印刷できるってよ」サービスを利用し、本として、物理メディアとして所持しておくことは、こうした事態でも作品が散逸しない有効な手立てです。
そういった意味では、物理メディアは非常に強力かつ優秀です。
個人的にも紙で漫画を読むほうが好きですしね。


ところで話は大きく変わる…ということもありませんが、2年前、もう2年前ですか。その時にですね、こういうことをやったんです。



4コマ界隈の単行本化未遂問題を明確化したいがために行った調査でした。


出版社は損益から一定以上「売れる」かどうかを見極めなければなりません。
刷った分だけ売れなかった場合は損失です。それが続くと出版社は倒産。こうなっては元も子もなく目も当てられません。発表する場すらなくなってしまうと及ぶ影響は…書きだすのも恐ろしい…。かと言って「単行本を出さない」判断は作者の収入を減らすことになるわけで。出版社としても売れないことには収益とならないわけで。例え「単行本を出す」判断をしても、部数の調整すらも身を切る思いをされているのかもしれません。

悲観的にならざるをえない現状ですが、今我々が出来る事は「面白い」の声を上げ続けること。そうして「面白い作品」を広く知らしめること。そうして単行本を買って、ちゃんと「売れる」ということを出版社に伝えること。いち読者として出来る事は、こうしたことだと思います。現状は。

ただし、インフラ側、プラットフォーム側の人にとってはその限りではありません。仕組みから変えてしまえる力を持つものは強いですよ。
根本的に出版業界の収益の上げ方の仕組みを変える必要があるのではないかと思う部分もありますが、「絶版になった本を再び世に放ち、作家に還元する」サービスを行うJコミはそのインフラ側に近くいらっしゃいます。


これは私の思いあがりなのかもしれませんが、2年前のこの私のTweet投稿を、Jコミの赤松健さんの目に止まっていたようで、RTしていただいた上にこのように発言されていました。




その後、Jコミで「Jコミで印刷できるってよβ」が2013年11月1日に開始。
そして2014年5月16日に正式スタート。

もうね、私の思いの一つが結実したと思わずにいられません。
そこに対してのお礼も含めて、今回サービスを利用しました。
色んな漫画家の方々にこのサービスを使っていただき、より多くの読者に単行本にならなかった作品が届けば…、さらに漫画家へ収入というフィードバックをもってして、さらに色んな作品を描いて欲しいと願ってやみません。

我々読者は、色んな作品を、もっともっと沢山、読みたいのです。
ただひたすらに、読みたいのです。

そこに儲からないからという理由で読めなくなるのは寂しいことです。
今後、Jコミ以外のところでも、むしろ出版社主導のもと、単行本にならなかった作品を印刷できるサービスが普及すると良いですね。
(そうすれば、なんとしても読みたいあれやこれやそれの作品が・・・ッ!!)
ちなみにオンデマンド印刷自体は各出版社や書店でも取り組みは行われていますが、あまりパッとしません。というか知られてないのでは?


「Jコミで印刷できるってよ」は、まだまだ対象作品数や収益、サービス認知率といった課題はたくさんありますが、一つの漫画リリースサイクルの流れを作る画期的サービスになるポテンシャルがあるのではないでしょうか。



ちなみに裏表紙には印刷ですが、サインが入ります。


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2013年12月09日

4コマオブザイヤー2013

はい。4度目の4コマオブザイヤーです。
今年はなんと、投票機能付き。
技術班として担当しました。頑張りました!

まぁなんですか、職業柄出来る事があるので、かつ、4コマに対する情熱が燃え上がるがままに協力させていただきました。

開始する直前直後はもう不安一杯で、twitterでログインするようにしたけど使われなかったらどうしよう、とか。
こんな面倒なシステムで投票してくれる人が去年より減ったらどうしよう、とか。
重大なバグが発生して、無茶苦茶の滅茶苦茶で、てんやわんやのしっちゃかめっちゃかになってしまったらどうしよう、とか。
あらぬこと良からぬことは考えてしまうものです。

はい。杞憂でした。
なんと開始1週間で去年の投票者数を超えるとは思いもよらず。お褒めの言葉も頂いてしまったりで、それほど大層な作りではないのですが、喜んで頂けて何よりです。自分でサービスを立ち上げたのは初めてということもあって、ちょー嬉しい。
気が抜けて自分自身の投票記事を書くのが疎かになったりしたトカしなかったトカ(今書いてる)
来年はこうしたいと思う気持ちも湧いてきたりしていますが、鬼が笑い出す前に、まずは2013年の話をしなければ無事に年を越すこともできませんのでまずはこちら。

FlowerThiefの4コマオブザイヤー2013



以下はブログを見てくださってる方向けの投票内容。

新刊部門



        

新刊部門はやはり「他とは違う」作品が目を見張りますね。
城下町のダンデライオンは「ストーリー4コマ誌」を掲げるきららミラクらしい素晴らしい作品でしたし
クルミくんNO FUTUREは、1ページ2コマという配置をすることで、1コマあたりのネーム量が格段にアップ。
(元はWeb作品なので経緯としては違いますが)
幸腹グラフィティの演出も、となりの魔法少女の描き方も、どれも素敵です。
もちろん、ちょっと!そこの男子!もね!

既刊部門



              

かてきょんはより一層おねショタ度を増し、ひよっこシスターの安息は作品の雰囲気のまま柔らかく、わさんぼんのドラマ度の高さと言ったら。
アキタランド・ゴシックのシニカルなスラップスティックさや、家族ゲームの群像劇、ぱわーおぶすまいる。の王道、父とヒゲゴリラと私の暖かさ、それぞれの作品をそれぞれの持ち味で形作っています。
素敵ですね。4コマ。

posted by 花 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 駄文 | 更新情報をチェックする

2013年09月06日

黒ロン祭り in 4コマ - 4コマ界を染め上げる118人の黒ロンキャラ!

水星さんちの黒ロン祭り2013に参加します。
http://d.hatena.ne.jp/mercury-c/20130905/1376663904

とにかくなんでもいいから黒髪ロングを満喫できるコンテンツかもん!という企画らしいので、そこに乗っかって、4コマ雑誌全19誌に登場する黒髪ロングキャラが登場するをピックアップ!
「作品をいくつかピックアップ」とかちゃちなことはしません。もう全部紹介しちゃいます。

キモは「4コマ雑誌に登場」というところ。
単行本? 出てるのもあるけど、出てねぇのもあるよ。そもそもゲスト作品だと応援しないと連載にならないし、単行本出るかも判らねぇよ。この黒ロンキャラが出る作品読みたかったら雑誌買えよ。買ってください。っていう強引な誘導方法なわけです。
黒ロン万歳!4コマBANZAI!


レギュレーション
黒ロンの日が9月6日なので、4コマ雑誌9月号に掲載された作品に登場した黒ロンキャラをピックアップする。
普段その作品には登場するが、たまたま9月号に登場しなかったらスルー。
また、その号で定義を外れる髪型にしていた場合もスルー。

黒ロンキャラの定義は以下のとおり。
黒髪ロングの女の子。 多少のウェーブは許容範囲。
髪がトーンではなくベタで塗られている女の子。 ツヤ表現のトーンは可。
髪をまとめず、遊ばせている髪型。
後ろで括っている髪型や、ポニテやツインテールは範囲外。編みこみまでは可。
つまりGood Night! Angelのゆりっぺは範疇外です。好きな黒髪キャラなんですけどね。


それでは、4コマ界に輝く黒髪の群れをとくとごらんあれ。

まんがホーム(毎月2日発売)
むんこさん「らいかデイズ」
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浦部蒔奈

お金持ち小学生。学校のマドンナ。通称マッキー。

こいずみまりさん「黒い大家さん」
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華織さん

男子禁制アパートの大家さん。謎多き女性。ミステリアス!

杜康潤さん「孔明のヨメ。」
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徐母

三国志でお馴染み徐庶の母。肝っ玉母さん。40歳に見えない。

楯山ヒロコさん「主任の一ノ瀬さん」
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一ノ瀬さん

仕事のできるOLさん。楯山ヒロコさんキャラらしく破天荒。

ユキヲさん「まりかちゃん乙」
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九鬼まりか

黒髪美少女だが被害妄想過多気味なネガティブキャラ。黙っていれば美人なのに系のがっかり美少女。

松田円さん「200年の夜と孤独」
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月夜野さん

200年を生きる吸血鬼。コンビニバイトで糊口をしのぐ。
木村和昭さん「おかあさんがいっしょ!」
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ノラちゃん

やれば出来る子。ただしお金が絡む時だけ。
おーはしるいさん「もっと!夫婦な生活」
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田中泉

控えめなおっとりタイプ

まんがくらぶ(毎月4日発売)
橘紫夕さん「ひよわーるど」
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守屋ひより

通称もーり。虚弱体質な彼女のモデルは作者自身。

楯山ヒロコさん「100万ボルトの彼女」
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安達ひかり

静電気体質なるちゃんの親友。ネガティブ気味ななるちゃんに対して、底抜けに明るい。

安田まさえさん「数学女子」
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渕上さえこ

好きなモノはギャンブル。おっさん臭い。

saxyunさん「ゆるめいつ」
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川野サエ

予備校生。だよね?
あ、これ? このちぎってるやつ? スイカ。そうスイカ。
真枝アキさん「シークレット5」
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しいな

本名は神谷四郎。お察しください。

渡辺圭祐さん「父派なわたしじゃいけません?」
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お母さん



まんがタウン(毎月5日発売)
くずしろさん「俺の嫁の作り方」(ゲスト)
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美夜ちゃん

中学からのアホな友人、四宮青葉に手を焼く高校1年。

野広実由さん「大正乙女カルテ」
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百田路乃

大正時代の医者を目指す女学生。袴!

天津向清太郎さん・原作柚原有里さん作画「てんしんらん漫!」
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鷹須ヒカリ

お笑い好き。

ボマーンさん「ケイくんとアヤメさんがルームシェア」
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アヤメさん

29歳キャリアウーマンだけど自宅ではぐうたら。

池尻エリクソンさん「思春機13号」
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みいな

ステルス機能も飛行形態への変形も可能なロボ。

まんがタイム(毎月7日発売)
佐藤両々さん「わさんぼん」
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桜庭牡丹

亰美人。モチがべた惚れする美少女。しかし手強いぞ!

あらごんさん「フリーランスなあさみさん」(ゲスト)
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あさみさん

タイトルにある通りフリーランス。野暮ったいタイプの黒髪ロング。

奥原まむさん「スーパーな店員さん」(ゲスト)
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松井夕佳

スーパーでレジ係をしているおしとやか黒髪美人。ちなみに女子高生。

宮下二三さん「ノコひけ!工業娘。」
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神菜センセイ

木工大好き。木材を切る時はひっつめ髪。美人だけど変人。

城戸みつるさん「つくしんぼ」(ゲスト)
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つくし

ちはる様に仕える忠義心に厚い黒髪キャラ。

アニィたかはしさん「ウキヨさん」(ゲスト)
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ウキヨさん

まるで絵画から出てきたかのような黒髪美人。

4コマなのエース(毎月9日発売)
深見真さん原作αアルフライラさん作画「ちょっとかわいいアイアンメイデン」
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藤浪椿稀

生徒会副会長。拷問部と対立している洗脳部の後ろ盾。

松田縞「賀川くんと天崎くん」(ゲスト)
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天崎夏生

4コマではありませんが。さらに言うと男ですが。

ぷらぱさん「G'sあんだ〜ぐらうんど」
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白鳥藍

おっとり巨乳でお金持ち。

寺馬ヒロスケさん「ダンジョニズム」(ゲスト)
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勇者

魔王を倒すためにダンジョンに潜る勇者。

まんがタイムきらら(毎月9日発売)
きゆづきさとこさん「棺担ぎのクロ〜懐中旅話〜」
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クロ

妖精収集家、ではありません。魔女に掛けられた呪いを解くため旅する旅人。

武シノブさん「かいちょー」
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里乃

可愛いから会長になった可愛さ炸裂美少女。
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里乃の母

わがままボディな母。
シュガーさん「さつきコンプレックス」
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早乙女皐月

兄。

華々つぼみさん「コドクの中のワタシ」
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春日野麗華/ぐれ子

宇宙人に寄生されているお嬢様。

オゲさん「女子大生生活様式」
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こよ

辛辣女子大生。

まんがライフオリジナル(毎月11日発売)
板倉梓さん「野村24時」
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田中月

女子高生。コンビニアルバイト店員。とってもクール。

松田円さん「よこしまゼミナール」
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金剛石ゼミナールの理事

名前はまだない?よこしまゼミナールのライバル。

黒田いずまさん「美術館のなかのひとたち」
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森さん

美術館で案内人を務める。
久保エム子さん「隣の美少女高嶺さん」(ゲスト)
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高嶺さん

文武両道で家柄もよく正確も良いパーフェクト美少女
小坂俊史さん「月刊すてきな終活」
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余命○ヶ月の女

後ろ向きな余命生活を送るも結果的に前向きな行動をしている。

まんがタイムジャンボ(毎月12日発売)
とく村長さん「ラン様の放課後遊戯」
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葉沼ラン

妖怪か幽霊か、謎の美少女。可愛らしい側面も。彼女の左手には秘密がある。
1巻が9月5日発売したばかり。

重野なおきさん「じょしもん」
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森沢羽子

採集好きのアウトドア派

瀬田ヒナコさん「レーカン!」
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天海響

謙虚で礼儀正しくしかも天然という黒髪ロングストレートキャラの鑑。
ただし霊感能力が高すぎるのが玉に瑕。

火ノ鹿たもんさん「花の任侠物語しずか」
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由神静花

極道一家由神家の3代目。
極道と普通の女の子との間で揺れる乙女心。

トイシキさん「ちっこいんちょ」
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いいんちょ

健気でがんばり屋で皆の委員長。ただし体長13cm。

桐原小鳥さん「かみおとめ」
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めしあ

神様(自称)ですもの。巫女服に黒髪ロングですよね。

神堂あらしさん「お隣さんゲーム」(ゲスト)
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鶴岡舞子

幼馴染ポジション。お隣さんにホの字。

かわのゆうすけさん「凪くんの不運な棚ぼた」
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座敷わらし

幼女

雨水りんのさん「時代はメグルちゃん」
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平安さん

時代擬人化4コマの平安時代担当。イメージって凄い。

まんがタイムきららミラク(毎月16日発売)
柊ゆたかさん「Good night! Angel」
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ヒナタ

謎多きアオザイ美女。

庄司二号さん「TEI OH-!」
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財津原葵

学校の頂点を目指す1年生。
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月ヶ峰琴音

帝王部所属の2年生。可愛い女の子が大好き。
タダタグさん「寄り道ファミリ」
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斧田彩音

お父さん。
同級生の妻と、1つ下の後輩の娘二人を持つお父さんなのです。
ぼるぴっかさん「ラブリストリズナー」(最終回)
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花園桜花

その美貌と裏腹に、中身は。
mashaさん「ラスボス兄貴!」(ゲスト)
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戸津谷

幽霊ではありません。タイトルで言うところの「兄貴」が気になる模様。

オガデンモンさん「ブラックスターガールズ」(ゲスト)
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柚月ユミ

高い身体能力と溢れる正義感を買われ、正義の味方になる!?


まんがタイムファミリー(毎月17日発売)
遠山えまさん「ぽちゃぽちゃ水泳部」
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梶凛子

水泳部副部長。通称かじりん
ひらのあゆさん「航海王子の優雅な船旅」
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リリ

天然系の客室係
310さん「2倍まもります!」
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横溝

生徒会長。公平のことが好きすぎる。
柳原満月さん「軍神ちゃんとよばないで」(ゲスト)
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上杉謙信

ええ、上杉謙信ですよ?
小鳥遊正璽さん「統計少女×道徳少年」(ゲスト)
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統道まどか

新聞部の統計班製図担当。グラフならおまかせあれ。道徳心はありませんが。
幌倉さとさん「かしこみかしこみ」
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奏衣

初葉神社の神様。

まんがライフ(毎月17日発売)
山東ユカさん「スパロウズホテル」
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市見愛理

旅行会社勤務。スパロウズホテル主任の友人。

赤穂老師さん「うり×うり×うり」
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白沢かもめ

風紀委員。水月一家の目の上の瘤。

北条晶さん「やねうらの彼女」
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大家さん

屋根裏に潜む大家さん。基本的に引きこもり。


まんがタイムきららMAX(毎月19日発売)
榛名まおさん「こずみっしょん」
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天見未知流

宇宙人
kashmirさん「○本の住人」
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のりこ(4)

kashmirさんの幼女に掛ける思いは異常。
器械さん「髪長の女」(ゲスト)
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まゆ

タイトルの通り、黒髪ロングストレート。
まさに黒ロン祭りを意識して掲載されたとしか。
フクハラマサヤさん「水瀬まりんの航海日誌」(ゲスト)
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霧島由花

砲雷長。名前の元ネタは艦これユーザには言わずもがな。
むすあきさん「らぶおーる!」(ゲスト)
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卓球を主人公に教えた卓球部員
方密さん「コスプレの神!」
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生徒会長

主人公とうかの姉。
FBCさん「スイーツどんぶり」
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豚原

元々は主人公たちと敵対するLIFEの構成員。
初登場時の姿を思い浮かべてはいけない。
鴨鳴アヒルさん「▲コンプレックス」
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御八幡鋼音

夫役を務める剛の人。
つきねまことさん「ももうさロール!」(ゲスト)
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すみません。名前未確認です。

桃兎村の村おこし担当。オトナなんだけ、ど…

主任がゆく!スペシャル(毎月21日発売)
あづま笙子さん「吸血鬼にっき」
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ジル

吸血鬼専門店を営む吸血鬼。
額縁あいこさん「きょーだん!」
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漁織架

読みは「すなどり おるか」。ネガティブ思考で友だちが少ない。
桜沢鈴さん「プライスレス家族」
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綾小路かぐや

貧乏をひた隠して生きる苦労人。

まんがくらぶオリジナル(毎月22日発売)
勇人さん「うしろのご先祖さま」
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巨乳OL遊佐菜々緒のご先祖様。
ひらふみさん「つくねちゃん+30」
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松戸都

全力婚活女子。
坂巻あきむさん「ボク恋コンダクター」
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歌恋

恋に忙しいボクっ娘。

4コマまんがぱれっと(毎月22日発売)
宙さん「やさしい教師の躾けかた。」
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御岳さち

小学生。年の割にしっかり者。ツッコミ役
火曜さん「そわそわDrawing」
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千暁萌葱

中学生らしかぬボディのヌードモデル。
米田和佐さん「だんちがい」
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仲野夢月

しっかり者の姉。ただし弟の前では可愛らしい姿を見せる。
むらたたいちさん「みなと∞みらい」
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萩原乃亜

未来から来たパパっ子。
30m先さん「SUN×GIRL」
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なみ

しっかり者のまとめ役。
塀さん「たらちねパラドクス」
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國分冬生

一人暮らしの16歳。
でも寂しいから野上家でお世話になってる。承認欲求の鬼。
一人暮らしの経緯など、なかなかに常人ではない。
ヘーベーさん「魔女とほうきと黒縁メガネ」
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播井乃梨子

リアナ大好き眼鏡っ子。

まんがタイムスペシャル(毎月22日発売)
宮原るりさん「恋愛ラボ」
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真木夏緒

生徒会長。恋に恋する中学生。ただし努力の方向は明後日どころか未来の彼方。
藤堂あきとさん「カブルモン」
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一二見早苗

カブルモン部1年生。
サカザキさん原作・はなこさん作画「銀河系女子高生ありすちゃん」
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黒乃ゆせ

クールな不思議キャラ。その正体はブラックホール!
吉村佳さん「どろんきゅー」
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アキちゃん

描き方で黒髪に見えないかもしれませんが、まごうことなき黒髪です。
幽霊に対しても強気で行ける強キャラ。
伊藤ハチさん「先生のすみか」
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まりちゃん先生

先生ばかりのアパートで暮らす着付けの先生。
しまださん「ナースドールまりあ」
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まりあ

こう見えて等身大ドール
大場玲耶さん「信長のおよめちゃん」(ゲスト)
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帰蝶

見た目おっとり天然。しかし首飾りが外れると。

まんがタイムオリジナル(毎月27日発売)
ひらのあゆさん「ラディカルホスピタル」
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小野口織絵

ケースワーカー。レアキャラ。
むんこさん「らいかデイズ」
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青山陽子

らいかのクラスメイト。こう見えて将来の夢はヘヴィメタのギタリスト。
クール教信者さん「小森さんは断れない!」
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まさ子

頼れる委員長。もっと頼れる頼られる小森さんの友人。
松田円さん「ゆらゆら薬局プラリネ」
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社長

大人の色香と怠惰。酒豪。

1巻が9月5日に発売したばかり。
山東ユカさん「トリセツなカテキョ」
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井原センパイ

高校生だが文化祭回のこの号では女教師コス。冷徹キャラだが時折見せるこの表情は反則。
神馬耶樹さん「カフェぽぽのチノちゃん」(ゲスト)
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村長千乃

カフェ店員。16歳の高校生。
シミズポリポリさん「鈴木くんさん」(ゲスト)
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花入ナツメ

茶道部部長。脇役。
新山ハルキさん「鹿女子」
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桜井琴子

鹿に好かれ、毎日のように襲われる不憫キャラ。
永吉たけるさん「電車のお姫様。」
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雨甲しや

電車に住む謎の女性。

まんがライフMOMO(毎月28日発売)
ももせたまみさん「私設花野女子妖館」
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花野みずき

河童。
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おばーちゃん

河童。みずきの祖母。色香がヤバイ。
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天野じゃくこ

天邪鬼。口を突く言葉は全て裏返し。
このセリフも訳せば「とても恥ずかしい」
真島悦也さん「ちとせげっちゅ!!」
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藤麻子

適齢期を気にするちとせの担任。
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柊雛子

お金持ちのお嬢様な不思議ちゃん。寒いオヤジギャグが大得意。
ひだかあさひさん「くしゅんッ!」(ゲスト)
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トオル

狐っ子のおかあさんになった小学生。
4コマではなくショートゲスト作品ですが。

まんがタイムきららキャラット(毎月28日発売)
きゆづきさとこさん「GA-芸術科アートデザインクラス-」
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大道雅

不思議ちゃんだけど、ホントは年頃のお茶目な女の子。
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芦原ちかこ

色んな意味で天才な美術部部長。
行動力溢れる活発さであまり黒髪ロングキャラに見られないのが難点。
黒田bbさん「Aチャンネル」
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ユー子

言わずと知れた巨乳おっとり天然美少女。
カヅホさん「キルミーベイベー」
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呉織あぎり

忍者かもしれない。
るい・たまちさん「ごきチャ」
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ごきチャ

ゴキ○リ少女。黒髪…?
水乃ミナトさん「ののかノート」
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花咲あやか

妹LOVEな高校2年。
アルデヒトさん「いろはステーション」
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りん

広報部所属。
かにかまさん「それでも私は耕したい」
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部長

園芸部部長。二次元に生きる。
都桜和さん「さくらティーブレイク!」
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大虎七紀

茶道部の2年生。


※雑誌発売日順の掲載順
予想以上に多かった…。1つの雑誌に二人、多くても五人くらいかと思っていたのですが。
4コマという1コマの画面が狭いフォーマットの場合、画面が映える黒髪というのは重要なのでしょう。
それがロングストレートであれば殊更に。

黒ロンキャラ満載の本丸。きららでの登場キャラ数は意外なほど延びませんでした。
というのも、最強の姫カット葉子様(荒井チェリーさん「三者三葉」)や、縁(三上小又さん「ゆゆ式」)も、つみきさん(異識さん「あっちこっち」)も、髪はトーン塗り。さらに黒ロンセーラーキャラの万能美少女、楓(ちび丸さん「プレフレ」)ですら9月号では後ろで髪をまとめていた…
無念。

そんなわけで、4コマ雑誌で一番黒ロンキャラが多い雑誌は、9人の黒髪ロングキャラを抱える、
タイムジャンボときららMAXとタイムオリジナルときららキャラット。
……一位多いな。

ただその全てが芳文社に偏っています。
しかし、きらら系に寄っているかと言うと、そうでもありません。
萌え4コマ系に寄っているかと言うと、ぱれっとは7人で一位に迫ってきてはいるものの、なのエースは4人。
タイムファミリーや、くらぶやライフMOMOの6人という人数も、きらら本誌と並ぶ数字。

雑誌ごとにカラーが見えてくることは見れるような気がしなくもないですが、あれです。
「黒髪ロングキャラ人数の差が、雑誌戦力の決定的な差ではない」というわけですね。

ただし、好みのキャラクタが居るかどうかは、読者個人の嗜好に依る決定的な差です。

あなたが好む黒髪ロングのキャラは居ましたか?

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2012年12月15日

4コマオブザイヤー2012

今年で3回目ですね。
@hachinohe さん主催の4コマオブザイヤー2012です。

今年も4コマ発売リストで協力させていただいています。
そんな私の投票が遅くなって逆に申し訳ない気分になったりすることもありましたけれどもしっかりガッチリ記事を書いていたというところでご容赦下さい。
4コマオブザイヤー2012 - 素晴らしい日々
2012年4コマ発売リスト

まずは前回のおさらい。
去年の私は以下の様なチョイスでした。




2011年は樹るうさんの年でした。
まだまだ樹るうさんの快進撃は続いていると思います。

さて今年はどんな一年だったのでしょう。
今回のオブザイヤーで果たしてそれが見えてくるでしょうか。

それでは、VTRスタート。


新刊部門


今年も新刊第一巻が豊作でした。
嬉しいですね。たくさん面白くて素敵な作品に出会えることって。
初めて出会った素敵な作品。この出会いを大切にしましょう。
4コマオブザイヤーというイベントが、みなさんのそんな出会いの一助になれば、それはとっても素敵だなって。



■津留崎優さん「箱入りドロップス」1巻

箱入り娘を弄って可愛がる4コマ。

男が出てくる萌え4コマ。
ただし、『あっちこっち』のように特殊な男でもなく至って普通の男。ただ箱入り娘が隣に越してきて世話を焼くことになったお人好しさんなだけで、中身はただ顔が少し怖い普通の男。
雫が可愛いというだけでなく、お互い弄りあう女子同士の友情を描く。野郎同士の友情も描く。そして男女間の友情と、ほんのりとした恋心をも描く。
きららという雑誌において少し趣を異としますが、メインたる雫が何も知らない純粋無垢な箱入り娘であるがゆえに清涼感があり、微笑ましさが感じられる作品。

雰囲気を言葉に表すことほど難しいことはありませんが、津留崎優さんが描く独特なキャラ間の空気も、同様に言葉に表すことが難しいです。
そう、例えるならUFOが…いや違いますね。合鴨が…でもなくて……みたいな空気感!(判りません

津留崎優さんは、なのエースでも連載を開始しましたが、元女子高の女子率高めの高校に入学した男子高校生を描きながら、女子の可愛さを一切描かないという離れ業を行う萌え4コマの鬼子。
それでいて箱入りドロップスは鬼可愛いんだもんなー。



■小池定路さん「父とヒゲゴリラと私」1巻

ヒゲゴリラと、その兄と、その娘。そんな家族4コマ。

男やもめの兄ですが、蛆がわかないのはヒゲゴリラのおかげ。
…ヒゲゴリラなのになぁ。
母を亡くしても娘のみちるのために頑張ってきた兄。
時折、普段何を考えているのか判りにくい兄の表情が判る。
判ってしまうのが胸に刺さります。

そんなしんみりとした空気を追い払うかのような、みちるとヒゲゴリラの掛け合いが楽しい。子は鎹という諺も納得。
ゴリラにトラウマを抱く保育園の西原先生と、ヒゲゴリラとのロマンスもあるとかないとか。
この一文だけ見ると訳の分からない何かがこみ上げてきますね。

やんちゃな子供を見てほっこり。
しんみりしたエピソードにしっとり。



■佐藤両々さん「崖っぷち天使マジカルハンナちゃん」1巻
アラサー魔法少女4コマ。

テーマからしてもうハチャメチャ。
怒涛のような流れで関わることになってしまった夢も希望もないような魔法の世界。
しかしこちらも紛れもない現実なわけで、夢も希望もないようなリアルなアラサーが魔法少女になってしまう。
うう、本当に夢も希望もない…。アラサー魔法少女とかマジで誰得。
それでいて非常に笑える展開に佐藤両々さんの力量と、MOMOの馬鹿さ加減と懐の広さを窺い知れます。
まさに両々さんは4コマ界における概念のような存在。

『お前も捨てられたの…ッ』



■香日ゆらさん「博士の白衣女子攻略論」1巻

理系4コマ。
研究所…ではなく分析検査施設で働くフツーの事務員さんと、理系職員との会話で見る理系の生態。

あるあると、理系知識を深めることを両立できる作品。
理系目線での恋愛観と一般的な恋愛観のズレを把握して、女子を攻略せよ!ということもなく。
博士、まったく女子を攻略してへんやん!というツッコミもお約束。
しかしながら恋愛心を理系目線と常識目線の対比で面白おかしく判りやすく描いています。

作品も素晴らしいが、凄い点がもう一つ。
作者の香日ゆらさんは去年の4コマオブ・ザ・イヤー2011で、「先生と僕」に票が入っています。
「先生と僕」は夏目漱石を題材とした作品。
そう、香日ゆらさんは文系も理系も描ける特異な方なのです。
夏目漱石に対する探究心もさることながら、この幅広さ…見習いたいですね。



■柊ゆたかさん「Good night! Angel」1巻

残念ぼっちヒットガール女子高生4コマ。

ミラクの中で一番好きな作品。
殺し屋を生業とする女子高生ゆり。でも普通に友達との楽しい高校生活を夢見て引っ越しを機に高校デビューを試みるも…?
ゆりっぺのぼっちスキルの高さたるや。

キュートな絵柄とキャラクタが魅力。

柊ゆたかさんはその多才さに脱帽します。
調理実習回で登場したお寿司とすき焼き。あのカラーイラストはとても美味しそうに描かれていて、柊ゆたかさん凄いと感嘆したものです。
見開き巻頭カラーという4コマ雑誌では初の快挙も成し遂げ、イラストレーター中心に作られたミラクという雑誌をよく表しています。
(棺担ぎのクロでも見開きカラーはありましたが、巻頭ではなかった)
惜しむらくは1巻単行本化時にカラー掲載がモノクロになってしまった点。
ソラニのようにフルカラーで収録して欲しかった…。



新刊部門ノミネート作品


去年の3作品の枠を拡大して温情を与えてくれた八戸さん。ありがとう!
でも、やはり外さなければいけない作品は当然あるわけで、鬼の仕打ちに泣きながら5作品から外さざるを得なかった作品。
さらにそのうちの幾つかをピックアップしました。

■器械さん「アキタランド・ゴシック」1巻
イーストノースの一地方でニッチなサブカルチャーについて叫ぶ。
グミやらUFOやら共食い看板やらMODやら。サンタクロースや雪祭りといったメジャーなところも攻めるよ!まったく正攻法ではないけれど!
マイナーすぎてついてこれない人が続出することもなく、アキタちゃんが懇切丁寧に暴走気味に奥深さを教えてくれる。
そろそろトマソンなんかもやってくれますかね?

■パインさん「きしとおひめさま」1巻
本格SF4コマ。少しファンタジー入り。
地球に空いた大穴。さながら変身ヒーローな騎士。そしておひめさま。
謎が謎を呼ぶ。しかし最終回の形は決まっていそうな物語。
ストーリー4コマを中心としたミラクにおいて最もストーリーをメインに置いた作品。
謎を明確な伏線としてのストーリー展開具合は今までの4コマ作品にはなかった挑戦的なスタイル。
この作品は単行本でじっくり読むのが良いですね。

■山田古都子さん「ひよっこシスターの安息」1巻
新人シスター4コマ。
迷える子羊の悩みをそのド天然さで忘れさせてくれるシスター雛形。
まったりゆったり流れる雰囲気はまるで縁側でくつろぐ猫のよう。

■茶麻さん「あいうら」1巻2巻
「女子高生のゆるい日常を描く」というテンプレワードが似合う日常4コマ。
当初ポストゆゆ式だと認識していました。
その後、源流はあずまんが大王だという結論になりました。
いわば王道萌え4コマ。

■楯山ヒロコさん「100万ボルトの彼女」1巻
AMWは関係ありません。電撃4コマ。
強力な静電気を放つ鳴神ちゃん。彼女はその体質により人から避けられ続け、性格が後ろ向きになってしまいます。
それでも物語が暗く切なく重たくならないのは、親友のひかりが前向きで、お互いがお互いを思い遣っているから。
彼女の能力を役立てようと努力するも空回ってとばっちりを受ける先生。という王道コメディ4コマですが、上記の通り友情物語でもあります。
徐々に強力になっている気がする彼女の電撃能力は、そのうち磁力をも操って壁に張り付いたり出来るかもしれません。
だからAMWは無関係ですってば。




既刊部門


今年は最終巻が発売された4コマ作品は多かった印象があります。
無事にグランドフィナーレを迎えることが出来た作品はやはり印象に残ります。
それでも大好きな作品が終わってしまうのは物哀しいものです。
涙なしでは語れない既刊部門。




■樹るうさん「わたしのお嬢様 メイド服のお嬢様編」上下巻

産業革命直後のロンドンで天衣無縫な中流階級マーチ家の人々が巻き起こすなんちゃってヴィクトリアンメイドホームコメディ4コマ。
美人巨乳メイドのミリーと、8歳ながら株を転がすメリーお嬢様。
この二人の関係すら伏線。

最終回時のブーストのかかりっぷり。
歴史的背景を組み入れての物語運び。
時代の変わり目を目の当たりにできる展開。
そしてタイトル『わたしのお嬢様』のダブルミーニング、サブタイトル『メイド服のお嬢様』の意味するところが素晴らしい。
文句のつけ所がこれっぽっちもない最終回でした。

ところで皆さんはストーリー4コマ作家といえば誰を連想しますでしょうか。
「小さな恋のものがたり」のみつはしちかこさん?
まんがタイムラブリーを築いてきたこだま学さん?或いは小池田マヤさん?
もしくは「棺担ぎのクロ」のきゆづきさとこさん?

私は樹るうさんが思い浮かびます。
まぁこのタイミングでの質問ですからこうなるのは自明ですが。

あれは2003年ごろだったと思います。
まだ、まんがタイムきららは創刊されたばかりで独立創刊もされていない頃です。
ある日出会ったその4コマ漫画は、4コマ漫画なのにストーリーを描いていて、「こんな作品があるのか…ッ!」と、今までにない衝撃を受けました。
いえ、正確にはそれまでにもストーリー4コマというものは存在していました。
しかし、その作品はギャグのテンポといいストーリーの展開具合といい、読んでいて非常に気持ちがよく、随所に散りばめられたネタが面白おかしく、読後感がスッキリしたものでした。
今でも時折読み返してはこの名作に出会った当時の自分を褒めたくなります。
樹るうさん「出たとこファンタジー」は今でも私のバイブルの一つです。

ご本人曰く、成年誌で非エロの少ないページ数での連載だったため、少しでもたくさんコマを描きたかったためにストーリー4コマという形となったとのこと。
私は、その判断から始めた連載でストーリー4コマを描いてきたことによって、樹るうさん独特の物語のテンポ、ギャグのテンポを磨き、奇妙な動物を描く才能をも磨き、「ポヨポヨ観察日記」というどんな年代の方でも受け入れられる作品に繋がったのだと思います。

「わたしのお嬢様」はそんな「出たとこファンタジー」の流れを汲む正統派ストーリー4コマなのです。
「ポヨポヨ観察日記」も勿論オススメですが、樹るうさんの本流とも言えるこれらの作品にも是非触れてみて下さい。
きっと世界が広がります。




■曙はるさん「ベツ×バラ」3巻

イチャラブ4コマ。

年下の先輩さんと、年上の後輩くん。そんな関係性はもちろん、くっつきそうでくっつかなかったり、自分の気持ちに気付いて悶々としたり、ちょっと失敗して喧嘩しちゃったり。さらに関係性が変化していったり。
ああもう。

このベツ×バラのその後のエピソード「その後のベツ×バラ」というのも連載終了後に掲載されましたが、こちらはコミックスに収録されておりません。
二人がくっついた後のエピソード。この悶死しかねない甘々感。ラブラブっぷりは4コマ界随一。
さらにR-18なベツ×バラも曙はるさんご本人による同人誌で読めます。\やべぇ/




■宮原るりさん「恋愛ラボ」7巻

恋に恋する濃い恋研究4コマ。

名門女子中学校の生徒会の面々による恋愛研究。
多感な女子中学生による恋のプラクティス。
その課題はバラエティに富みすぎて、傍から見ると完全に漫才です。
仲間が増えてさらにコントです。

宮原さんの特徴というと、ボケツッコミの言葉の掛け合いに尽きます。
ボケに対するツッコミにボケを重ねてツッコミを貰う。
そんな息せき切らぬ勢いのある掛け合い。
超楽しい。

恋愛ラボはそんな掛け合いに加え、恋に恋して赤面する少女を見れる素晴らしい作品。

7巻では実際に恋に落ち、恋愛研究の成果が出せるか。
生徒会メンバにとってはこれからが見せ場ですね!




既刊部門ノミネート作品


■まつもと剛志さん「キミとおやすみ」3巻
予知夢を見ることができる小学校教師4コマ。
まつもと剛志さんお得意の雰囲気も既に一芸の域。
大きなストーリーが背後に流れていても、いつもどおりの面々のにゃんにゃん。
しかし、そんなまつもと剛志さんに裏をかかれるとは夢にも思いませんでした。

■きゆづきさとこさん「GA-芸術科アートデザインクラス-」5巻
ご存知4コマ最高峰の芸術4コマ。
一冊まるごと夏休み。

■佐藤両々さん「わさんぼん」2巻
和菓子4コマ恋愛風味。
4コマオブザイヤー2010で、私が新刊部門で挙げた作品。
恋愛風味はさらに増し、柏木さんの動向がもう気になって気になって。モチのニブチン!
3巻は更にヤバイよ。

■佐藤両々さん「そこぬけRPG」6巻
ゲーム会社の丁稚奉公4コマ。完結。
ラストの終わり方も良かったですが、何より1話目と最終話の扉がね、実は繋がるんです。
7年という長期連載で、始めから考えていたというのは凄い。

■佐藤両々さん「しょっぴんブギ」3巻
日々散財4コマ。こちらも完結。
買い物を楽しむ馬場ちゃんの姿は、そのまま4コマ界で活き活きと活動される両々さんのお姿に重なります。
連載を複数抱え、というか連載2本終了してもなお芳文社・竹書房・双葉社で連載を持ち、かつ4コマトークにも毎度顔を出されては、色んな4コマ漫画家さんと旅行に行かれ、いつも美味しそうな和菓子を二人の娘さんと食べて…。
しみじみ凄い。

■重野なおきさん「Good Morningティーチャー」13巻14巻
熱血教師4コマ。完結。
重野なおきさんご本人としても、4コマ界としても、ひとつの区切りがついたと感じます。

■重野なおきさん「ひまじん」7巻
引きこもりインドア4コマ。こちらも完結。
自宅にしか居ないのに広がるネタの幅広さ。狭いアパートに広がる無限の可能性。とか言っちゃうと格好良い?
こちらは物語が完結というよりも、俺達のインドア生活はまだまだ続くぜ!的な。
この作品の終了も、4コマ界のひとつの区切りかもしれません。テーマが違うのでここでは語りませんが。

■ninoさん「まじん☆プラナ」4巻
フラグ立てまくりのハーレム4コマ。だけに非ず。
この破天荒ぷりとそのテの人にはご褒美な展開。たまらんですね。
風呂敷の広げ方とたたみ方、結果的にかもしれませんが、非常に見事でした。
プラナ事変とも言われた最終回掲載号と最終巻の同時発売もお茶目な事件として時折話題になることでしょう。





以上、私が選んだ4コマオブザイヤー2012。如何でしたでしょうか。
今年は最初の篩にかけた段階で新刊27作品、既刊28作品。
そこからさらに絞るのに苦心しました。いやぁ、胃に穴が開くかと。


今年も4コマ界は色々なことがありました。
きゆづきさとこさん「棺担ぎのクロ〜懐中旅話〜」3巻の、3年越しの新刊発売と連載再開。
「週刊マンガ世界の偉人」に4コマ作家さん多数参加。
電撃4コマ大王こもえの3号連続発売。
ミラク発コミックスの発売。
きらら通巻100号。MAXも100号。
タイムオリジナル30周年。
4224さん「グレーゾーン」のインパクト。
きらら編集部の徳島マチ★アソビ参加。
太宰治アンソロジーという謎ジャンルを撃ち放つ竹書房。
ÖYSTERさんのTV出演、なんてのもありましたね。


そんな今年は佐藤両々さんの年でした。
「そこぬけRPG」「しょっぴんブギ」と連載が終了。
「はるまちダンス!」「あつあつふーふー」が連載開始。
天津向の4コマトークも両々さんあってのもの。
芳文社・竹書房・双葉社、それに4コマ作家さんたちを大きく包む、概念のような存在。
それが佐藤両々さん。

そんな4コマトークも年明けから開催されることですし、
4コマアニメも「ゆゆ式」「恋愛ラボ」「あいまいみー」「琴浦さん」と立て続けに放映されます。
ミラク期待の新星「幸腹グラフィティ」の単行本もありますし、黒渕かしこさん「ほめよめ」や、吉村佳さん「どろんきゅー」、春日歩さん「城下町のダンデライオン」、クール教信者さん「小森さんは断れない」などなど期待の作品が続々来ていますし、タウンではうずさんの新連載が始まります。これからの4コマコミックスも楽しみですね。

楽しみですね!


毒にも薬にもならないような締めくくり方ですが、いいですよね。年末ですもの。
それではまた、2013年も何卒よろしくお願いいたします。
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2012年06月13日

ざら先生「しかくいシカク」1巻 舞台訪問

5月27日に発売となった、ざら先生「しかくいシカク」1巻。

容姿端麗ながら残念美女の渡来十子。
責任感は強いが小動物な外見でいじられキャラな内富良茜。
睡眠スキル以外は普通が普通で普通に良いように見えるが実はナチュラル腹黒(自覚ナシ?)な新坂魚。
この3人を中心として、女子高生+写真をテーマに、高密度なネタを振りまいています。

個人的には背が小さいながら努力家で部長たろうと頑張るの茜と、
本人はヤル気がなさそうなフリをしつつも生徒思いな顧問のまどか先生推しです。
割と見た目は正反対なのにね。


ざら先生作品の根本に流れる「画面の密度」や「ネタの採用方法」といったところは、他の作品に見られる通り濃厚でありながらあっさり風味となっていますが、キャラクタの行動の仕方などは、「ふおんコネクト」とは違っています。

このあたりは、八戸さんのエントリが非常に興味深いです。
外部リンク:マニアック4コマの旗手の最新作を本気で語ろう『ざら / しかくいシカク』

ガジェットを駆使して「いろいろやってみる」という部分では「しかくいシカク」と近しいところがありますが、2P連載という特殊さと相俟って、毎度わらしさまがひと悶着を起こしてオチがつく、いわゆる「お約束」が気持ちいい、DOS/V PowerReportで連載中の「わがままDIY」などもオススメですよ。(ステマじゃない)

「しかくいシカク」あとがきページにもありますが、キャラ名由来などもとても興味深い内容ですね。(ステマ)
外部リンク:ざらさん新連載「しかくいシカク」名前元ネタ
外部リンク:ざらさん「わがままDIY」名前元ネタ


さて、この記念すべきコミックス第1巻は、店舗別特典ペーパーが関東で8種、関西で7種、博多で1種と合計16種類にも及びました。
勝手ながら日本複数買い協会に所属している私ですが、おそらくこれは過去最高の特典ペーパー数です。
だがしかし、私の中でこれらペーパーを諦めるという選択肢はありませんでした。
なぜなら、ざら先生の特典ペーパーをコンプするのは、「ふおんコネクト」1巻の時から続けているから。
継続は力成り。偉い人は言いました。
今回の件は、虚仮の一念って感じですが。
岩だって通るよ。

ただそのペーパーをコンプするにしても、ただただ関西へ行ってコミックスを買うだけだと芸がない。
そういえば舞台となる「紅葉滝高校」のモデルとなった地域は、折しも私の実家の割りと近く。
であるならば、行ってみるしかあるまい。

というわけで、実家帰省を建前として、特典ペーパー集めを目的として、舞台を訪ねてみるという名目で以って、行って参りました大阪府箕面市。

通学路編

さっそく行きます。
まずは登場人物の面々が通う「紅葉滝高校」周辺、および通学路。

10P右3コマ目・11P右1コマ目
魚が寝惚けつつも乗車した「坂急バス」は大阪ではお馴染み「阪急バス」である。
魚は12番の路線に乗り、「五月中学校前」で一旦下車してしまう。
この「五月中学校」は存在せず、「五月丘小学校」が存在する。


また、路線バスは、阪急池田駅東口を出発する阪急池田市内線12番運行系統に停留所の数ともマッチする。
「五月中学校」「紅葉滝高校」の位置にあるのは「渋谷中学校」「渋谷高校」となるが、
「五月丘小学校」の名前をモチーフに中学校の名前にスライドしたものと思われる。


11P左1コマ目
茜と出会う公園。劇中の看板では「唐大池公園」と読め、実際に箕面市には「唐池公園」が存在する。
しかし「唐池公園」に同様の看板は見当たらず、また上記の「渋谷中学校」「渋谷高校」との位置関係ともまったくかけ離れた場所にあり、名前だけを参考にしたものとも考えられる。


54P右4コマ目
茜が「犯人」を追いかけた先に辿り着いた警察署は、「箕面警察署」



撮影会編

第12話で写真部一行が向かう、地元の観光名所「紅葉ヶ滝」。
大阪北摂地方で有名な景勝地「箕面の滝」だと見た瞬間判明しました。

劇中でも語られている通り、箕面でも、もみじをモチーフとしたものが多く、「メイプル」のワードもよく目にします。
しかしお土産にもみじの天ぷらはともかくとしても、もみじ饅頭はどうなんでしょうか。

99P1コマ目
「紅葉ヶ滝駅」は「阪急箕面駅」。


101P右2コマ目
駅前に劇中同様の噴水はないが、同様の時計台とロータリーが存在する。


102P右1コマ目
渓流の山道は箕面の滝へ通じる登山道。

完全にマッチしたわけではないので、他のスポットの可能性もある。

102P左1コマ目
撮影モデルの「紅葉ヶ滝」は「箕面の滝」。
訪れた日は水量が少なく、滝の状態までマッチしませんでした。残念。


103P左2コマ目
猿にエサをあげないでくださいの看板

実際に条例により、箕面の猿にエサをあげてはいけません。
私は彼らを見かけることは出来ませんでしたが。


番外:学校モデル

ざら先生曰く、「紅葉滝高校」の概観は箕面にある学校をモデルにしたものではなく、いくつかの学校のものを使っているようです。
一番目立つところでは、学校の門、それと写真部部室の窓でしょうか。特徴的ですよね。
そのうち、学校の門と一部校舎のモデルとなった学校を発見しました。

14P左1コマ目 35P左1コマ目



門の形、右側校舎の形状がおおよそ一致する。
(※学校という性質上、明確な学校名及び場所の明記は差し控えさせていただきます)


実はこの他にも、「学校裏の池」なども探してみたのですが、コレという場所の発見には至りませんでした。

なお、ドドブラカメラ蔵浜店はヨドバシカメラ梅田店がモデルです。
しかしその屋上から箕面方面を眺めても「学校の周辺」を見渡すことは出来ません。


ざら先生の作品に登場する架空の都市、「蔵浜市」は、海に面しており(ふおんコネクト)、秋葉原に通い易い千葉方面にあり(わがままDIY)、学校は京都に修学旅行へ行きます(ふおんコネクト)。さらに国定公園もある山にも面しており(しかくいシカク)、関西大学をモデルとした蔵浜大学があり(わがままDIY)、大きなショッピングモールのある場所にはビッグマンが(ふおんコネクト)、駅前には梅田HEP FIVEをモデルとした観覧車があります(ふおんコネクト)。
都市のあちこちのモデルは関西のものを多く利用されていますが、場所は関西ではありません。

あくまでフィクションですので、今回の旅も、聖地巡礼というよりも、元ネタ探しのようなものですね。
なので、この記事のタイトルも、「舞台訪問」としています。

そんなこんなで揃った特典全16種。
京都大阪神戸だけでなく、箕面までも巡った今回の旅は、弾丸ながらとても楽しいものとなりました。
目的は不浄かもしれませんが。
折角なので、ざらさん『しかくいシカク』1巻 特典全16種!... on Twitpic
posted by 花 at 00:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 駄文 | 更新情報をチェックする

2011年12月12日

4コマオブザイヤー2011

2011年も、もうじき終わりですね。
来年のことを言うと鬼が笑ってくれるのだとしても、あえて今年の話をしましょう。
べつに鬼に嫌がらせをしているわけではなく。
一年を振り返ることは重要です。後悔は美徳の春と言いますし。

はい、@hachinohe さん主催の4コマオブザイヤー2011です。
今年は4コマ発売リストなどで ( 強 引 に ) 協力させて頂きました。
あ、いえ、すみません。押し付けました。八戸さんありがとうございます。
4コマオブザイヤー2011 - 素晴らしい日々


2010年のオブザイヤーは鈴城芹さん「くすりのマジョラム」でした。
4コマオブザイヤー2010 - 素晴らしい日々

その時の私のセレクトは、こんな感じでした。


我ながら良いチョイスです。

去年は半ば脊髄反射的にピン!と来た作品を挙げていましたが、
今年はじっくりじっくり迷いに迷って選択致しました。
せっかく4コマ発売リストとか作ったことですしね。
せっかくじっくり考えこねくり回したので、こうして記事というカタチにしてみようと思った次第です。

では、さっそく私が選ぶ4コマ オブ ザ イヤー 2011行きましょう!


新刊部門

2011年は実に115冊が新刊第一巻
2011年に発売された4コマ単行本およそ300冊中、1/3が新たに紡がれ編まれ描かれ、世に出た作品になるのです。
凄い年です。去年はどうだったか調べていないですケド!




■黒渕かしこさん「墨色えれくとろ」

ゆるめ書道4コマ。
何を書くにも筆を使ってしまう愛里と、母性溢れるハーフのモニカ、元気娘で左利きな花の三人娘が墨色に染められる!!

麻雀雑誌と4コマ雑誌で有名な竹書房にありながら、
掲載誌は「ナマイキッ」という稀有な作品。
隠れた存在ではありますが、キャッチーなネタ運びで卒なく4コマしていて高評価。
あふれるポップな雰囲気が人気を博しての単行本化。

1巻で完結した作品ではありますが、ライフMOMOあたりで再開してくれないかなぁ、などと期待したりしてます。
ちなみに連載終了後、単行本発売記念としてライフMOMOにカラー掲載がありましたが、
その1話は単行本には収録されていません。是非とも続刊を!続編を!!




■楯山ヒロコさん「椿さん」1巻

凄腕家政婦4コマ。

大きなお屋敷の草野家で、家政婦の椿さんは見た!
おもしろき こともなくとも おもしろく。
茶目っ気と外連味たっぷりの創意工夫で毎日がスリルとサスペンスでスリリングなパラダイス!

作品を読んだ際にも、楯山ヒロコさんとお話した際にも感じたことですが、
とにかくアイディアの引き出しが豊富で笑いのセンスが素晴らしいです。

すでに2巻まで出ており、しかも重版出来。凄いです。
ちなみに「でき」じゃなく「しゅったい」です。あ、どうでもいい?




■樹るうさん「パンむすめ」

よだれ垂らしまくりのパンまっしぐらパン屋4コマ。

美味しそうなパンを描き、美味しそうに食べる人たちを描き、パンを愛してやまないエピソードを描くことで
パンの素晴らしさを説く…だけではなく、
実は、宮原るりさん「みそララ」同様のお仕事4コマなんです。
ただし社会人としての秘訣ではなく、商売をする上での成功の秘訣を教えてくれます。

「目標を明確に持つ」「人を巻き込む」「人と夢を共有する」「適材適所」
「任せられるところは人に任せる」「身の丈にあった経営をする」「時には時間をお金で買う」などの教訓を、
きちんと物語の中で描いているので、とても説得力があります。

芳文社のタイム系4コマ作品としては珍しく、連載開始当初から1巻で完結することとなっていた作品であるため、
全体を通して見ても、しっかりステップアップが行われ、目標に邁進していることが判ります。

もちろん物語も各話のネタも、オチは外さないし季節ネタも忘れない。
樹るうさんお得意の小気味良いテンポと相まって、非常にレベルが高いものになっています。

こんなにもよだれを垂らすヒロインが登場する作品は、
後にも先にもただひとつであったという。



新刊部門ノミネート作品

口惜しくも泣く泣く下唇を噛みながら外すこととなった作品。
3つしか選べへんとか、八戸さんは鬼や!鬼やで!




■原悠衣さん「きんいろモザイク」1巻

金髪萌え日英異文化交流4コマ。
和と洋。黒眼と碧眼。黒髪と金髪。ボケとツッ・・・あ、どっちも天然ボケキャラでした。

黒田bbさん「Aチャンネル」同様、キャラクタの可愛らしさがウリの一つですね。
異識さん「あっちこっち」に続いてアニメ化するきらら作品は、「きんいろモザイク」か、三上小又さん「ゆゆ式」か──。




■祥人さん「ふーふ」1巻

ゲーム中で夫婦だけれど、女の子同士だけど、
彼女は彼女の夫であろうと、彼女は彼女の妻たろうと、
それも気持ちは複雑で、手を離さず離せず離れられず。

「日がな半日ゲーム部暮らし」とは打って変わってのこのドロドロとした雰囲気。
一見すると百合4コマかと思うところなのですが。

この作品を言葉で表すのは難しいです。
この重苦しくも痛ましい作品を、どう現せばよいのでしょう。
ただ言える事は、4コマ表現の一つのあり方を示す作品であることでしょう。




■板倉梓さん「少女カフェ」1巻

カフェ・サンフランシスコを営む時任一郎と、その双子の娘みおとつくし。
病気で母を亡くした家族ながら、健気に頑張るハートフル4コマ。

キャリアウーマン葉月さんや受験勉強と言い張り居座る浪人生宮嶋など、
常連さんを交えて暖かみのあるカフェ・サンフランシスコ。
家族の暖かみと人の暖かみを感じられる作品です。

いつも前向きだけど、ふと思い出す母マチコの思い出、姿。
そのマチコの友人である葉月さんの、一郎に対する気持ちは果たして。

母はなく なにはなくとも みをつくし みちびかるるは ふたごころならむや




■駒倉葛尾さん「教師諸君!」1巻

歴史ネタ豊富な教師4コマ。

時にはワールドカップの話題をも歴史の坩堝に引きずり込むほど。
強力な個性を発する西名先生の授業を受ければ、漏れなく歴史オタクにもなれます。

名前のある生徒が登場しない職員室4コマとして、「教艦ASTRO」の蕃納葱さんからも
垂涎、じゃなく推薦のコメントが贈られたエピソードは有名ですね。

それでは、せーのッ
「こんな職員室、ずるい!!」




■秋月りすさん「中間管理職刑事」

ニヒルでハードボイルドな刑事4コマ?
いいえ、シニカルでスクランブルエッグな刑事4コマです。
スクランブルエッグは語感だけで選んだ言葉です。意味などありません!

講談社から出ている「OL進化論」の課長さんが刑事だったら?というスピンオフ的な作品を、
「まんがライフセレクション秋月りすスペシャル」の描き下ろしやライフオリジナル本誌で少しずつ、少しずつ描き溜めた作品。
この作品が1冊にまとまったこと自体が凄いことなのです。




■空木あんぐさん「聖ジョルジュ女学園暗黒料理研究会タベルナ」1巻

ざらさん「ふおんコネクト」を彷彿とさせる、ネタ分が濃厚な料理研究会4コマ。

その濃厚なネタと濃厚な画面、さらに早いテンポで捲し立てるそのギャグが、
読者を楽しませてくれます。



既刊部門

力強く連載を続ける作品。
フレッシュさを失わない作品であったり、
経験を積んだ強者たる手法を魅せる作品であったり。

続けることは経験を積むことです。
経験を積むと手法も変わります。
でも、変えないことも経験に裏打ちされた一つの手法です。
続けることは、それだけで力です。




■樹るうさん「ポヨポヨ観察日記」

アニメ化も決定した大人気猫4コマ。

ポヨ行方不明事件以降も変わらぬ猫ネタの披露っぷりが素晴らしいですね。
子ポヨの登場も想像以上の破壊力でした。あの生き物は卑怯だ・・・ッ!

猫たちだけでなく、ユカさんの子ポヨに対する奮闘っぷりにも、
萌さんと渡辺くんとの関係・・・は難しいとしても、
英くんとマキちゃんの関係にも目が離せません。

この作品の凄いところは数あれど、特筆したいのは
同じネタを同じ作品中に2度使ったことがないこと。(私が記憶している限りですが)
動物系4コマでは少なからず起こり得ることだとは思うのですが、
来年には10巻も発売されるという長期連載にあって、これは凄い。




■鈴城芹さん「家族ゲーム」

ゲームで繋がる絡まるスパゲティ人間関係4コマ。

家族に仕事に友情に恋愛。
人との関わりを「ゲーム」という楔で繋ぎます。
でもやはり、読者の視点として、傍から見ていて楽しいのは恋愛関係ですよね。
いろんな組み合わせの人間関係をニヤニヤしながら眺めることが出来る作品がこの「家族ゲーム」。

人間、成長すると心とともに人間関係も変化します。
学年が一つあがる度、新しい舞台に進む度、新しい友人が出来る。
新たな出会いや再会は、さらに気持ちをも変化させる。
その変化し、延びた人間関係の糸の先は、ぐるっと廻って家族に繋がる──。
その絡まる人間関係の糸が編み上げる図柄は、果たしてどのようなものになるのでしょうか。

突然ですが、ケビン・ベーコン・ゲームって、ご存知でしょうか。
どの俳優からでも共演者を辿っていくことで6回以内にケビン・ベーコン氏に辿り着く、という法則のことです。
実はこの「家族ゲーム」のタイトルも、そういった「法則」の意味が含まれているのかもしれませんね。

いっつぁすもーるわーるど!




■きゆづきさとこさん「GA -芸術科アートデザインクラス」4巻

ズバ抜けたセンスの美術4コマ。

この作品の凄い点はたくさんあります。
その中でも個人的に特筆したいのは「構図」です。

いつも同じ幅、同じ高さの4コマというコマ割りの空間の中で、如何に魅せるか。
難しいことだと思います。
作者によって様々ですが、絵であったりセリフだったりで目をひく描き方をします。
きゆづきさとこさんはこの難題を、「構図」によって見事にこなしています。

4巻で言うと、デッサンされる側である石膏アグリッパさんの視線で描かれた回なんかは最たる例ですね。
漫画ではないのですが、乙一さん「夏と花火と私の死体」を連想します。

さらにその次の文房具の回も、ハサミでコマを切る。消しゴムでセリフを消す。など、
メタ視点という、いつもと違った構図を描いています。
いろんな意味で一線を画すエピソード。凄い。

骨董品店の回も、トモカネがその店を見つけた時の構図は、トモカネの視点ではなく、店の中からの視点。
これは扉絵であるから、というのもありますが、外からの描写ではなく、中から描くことで、展示されている商品を読者に見せることで
「なんのお店だろう?」と注意をひくことに成功しています。さらに伏線にもなります。
外からだと看板などの情報で即バレしてしまうパターンですね。それでもトモカネは判らなかったかもしれませんが。

この他にも和服回でのデザインもそうですし、そこかしこにデザイン、アートのアイディアが散りばめられています。
エピソードとしてアートデザインについて学ぶことができる以上に、
この作品自体がアートデザインの参考事例みたいなものですね。



既刊部門ノミネート作品

■ストロマさん「スターマイン」2巻

次世代ラブコメ4コマ。

スターマイン1巻は去年選ばせていただいたので、今回は選外。
それでもノミネートに至ったのは、落ちないクオリティとテンションが素敵だから。


■ストロマさん「ふぃっとねす」2巻

腹筋ができなくたって、楽しければいいじゃない!
前屈ができなくたって、友達とお喋りできればいいじゃない!
ジムウェアを忘れたって、お嬢にブルマを借りればいいじゃない!
そんな、フィットネスクラブ4コマ。

ご存知ですか?
この作品、一度連載終了しているんですよ。
でも、掲載誌を移し連載再開する際に、過去掲載の5回分が小冊子として付録されたんです。
この人気の博し方。凄いです。




■ÖYSTERさん「男爵校長HIGH!」2巻

無印→DS→HIGH!と連載を続けてきた男爵校長シリーズも完結。
今回のオブザイヤーの範囲からは外れていますが、
最終巻ということもあり、この機会にと。

基本はギャグ4コマではあるのですが、
高校生であるメインのキャラクタたちの成長を大きく描いています。

最終巻となるHIGH!2巻の菜ヶ原さんの泣き顔と笑顔は、
無印に登場した頃の彼女の姿からは想像もできないですね。

続けてきたから、変化してきたからこその最終回。素敵です。


■ÖYSTERさん「光の大社員」3巻

「ひときわ大きく輝く社員になってみせるぞ!」
熱血サラリーマン4コマではありません。
ボケにボケを重ねてボケ倒す、新時代4コマです。
このギャグは反則だッ!

毎回「お約束」の形でネタがある程度の順番となっている所謂「王道4コマ」の要素があるにも関わらず、
ボケもオチも、かつてないノリとテンションで本当に「新しい4コマ」と実感することが出来ます。

ÖYSTERさんは、「天津向の4コマトーク」でゲスト登場された回を拝聴したこともあって、
個人的に推したい作者さんです。「笹かまだしね」




今年は樹るうさん大躍進の年です。
ポヨのアニメ化もそうですが、今年2011年は単行本が4コマ作品で6冊。
猫エッセイ作品と合わせると7冊単行本が出ています。
重野なおきさんを超えていますね。
いや、もうどれを入れるかで迷う迷う。

■樹るうさん「娘々TON走記」全3巻

樹るうさん幻の作品がついに単行本化!仙人妖怪美女変態が入り乱れる中国ファンタジー4コマ。
作者の作品中、最もカオスで抱腹絶倒必死。
「出たとこファンタジー」からの流れを汲むストーリー4コマで、
小気味良いテンポと漫画的かつ判りやすい表現などは流石の樹るうさんテイスト。

コアマガジン社の成年向け雑誌で連載していたこの4コマ作品を、
全3巻として発売した竹書房は素晴らしい仕事をしたと褒め称えるべきです。


■樹るうさん「そんな2人のMyホーム」4巻

敏腕大和撫子の家族愛4コマ。

一癖ある父娘2人暮らしのドタバタファミリー4コマが、
父の網目をくぐり抜けて逢瀬を重ねる娘のイチャラブ恋愛4コマを経て、
父娘ともに過去のトラウマを乗り越えるストーリー4コマへと移り変わって行きます。
この一連の変化を、違和感なくそつなく連綿と紡ぐのは素敵ですね。

家族の素敵さにじんわりくる作品です。




以上、私が選んだノミネート作品も含む、4コマオブザイヤー。
6冊書けば良いはずが、何故かこんなにもたくさんの本をレビューしていたという。
それは、今年も良い4コマ作品の多い素敵な1年だった。ということの証左なのでしょう。

来年も、1月から早速「わさんぼん」2巻や「棺担ぎのクロ〜懐中旅話〜」3巻といった
楽しみな作品が続々と発売されることですし、
「ポヨポヨ観察日記」や「リコーダーとランドセル」に「ゆるめいつ」、
「キルミーベイベー」や「あっちこっち」のアニメ化が控えています。
来年も楽しみですね。今から楽しみです!


あ、鬼が笑ろてはる。
posted by 花 at 15:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 駄文 | 更新情報をチェックする
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