2013年08月06日

ふかさくえみさんの作品を"聴き"に「ミエルレコード with OTOWA」へ行ってきた

渋谷のオシャレ本屋さん、SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERSの書斎ルームで行われている「ミエルレコード with OTOWA」に行って来ました。


ミエルレコードとは、漫画と音楽を融合させる、聴く本、読む音楽。
既存のモノを組み合わせ、新しい何かを創造する。これぞクリエイティブ。

その漫画と音楽を組み合わせる手法とは、紙巻きオルゴールです。
イラスト・漫画が描かれ、穴が開けられたテープ。このテープを元に音が奏でられるのです。

オルゴールを廻すことで、漫画が流れ、音も流れる。漫画と音楽が一体化した作品になる寸法ですね。

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今回私が訪れたメイン目的は、ふかさくえみさんです。 何度でも言いますが、ふかさくえみさんの作品大好きなんですよ。
 →参考:すこしふしぎでキュートな5つの物語 - 3月30日発売 ふかさくえみさん「購買のプロキオン」発売前レビュー

ふかさくさんの作品は、漫画を基調にし、音楽をプラスしたものでした。
流石のふかさくさん。 ただ単にプラスするだけでなく、漫画のあちこちに音の演出が込められています。

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台詞に穴を開け、「音」で台詞を演出。

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水中での泡を穴で表現し、水中の「音」を演出。

この他にも映画フィルムの表現がなされていたり、穴一つについても星形や四角などで穴が開けられており、見ているだけでも十分に楽しめます。

ただしかし、何よりも「音」を加味してこそがこの作品の醍醐味です。
台詞部分に開けられた穴は、どのような音なのかは聴いてみないと判りませんし、音を聴けば、なんと言っているのか、よりイメージができるかもしれません。潜っている時の水泡の音は? あちこちに散りばめられたあの場面の音は、果たしてどのような音色になっているのか?
テープを見ている時にそうしたイメージを膨らませ、手回し式のオルゴールをドキドキしながら廻すと奏でられるその音色は、漫画のイメージとマッチした、どこかノスタルジックな余韻に浸れる素敵な音楽でした。
漫画と音楽で、見事な作品になっています。 水中潜っている時のメロディとか超好き。
「ひさしぶりっ」というあの子の台詞に続く音色も、彼女の"伝えたいこと"が音で伝わってきたような気がしました。

いやぁ、正直なところ、こうした作品の存在を知った時は、漫画表現か音楽表現か、どちらかに偏ってしまうイメージがあったのですが、素晴らしく裏切ってくれた上に、衝撃的でした。
漫画から音を作り出す。これって凄いですよね! 凄いですよ!


オカヤイヅミさんの作品では、逆のアプローチ。
アルプス一万尺のメロディがあって、そこに漫画を付加した作品。
誰もが知るメロディを下敷きにして漫画を表現するその手法にも脱帽しました。

この他にも、HAPPY BIRTHDAYのメロディのテープを、なんとメビウスの輪にしてしまった作品もあります。
表が裏で裏も表というそのテープ。裏じゃないんだけど裏に来た時にHAPPY BIRTHDAYのメロディはどのように流れるのでしょう。


これらの作品は、やはり聴いてみるしか、その作品を「知る」方法はありません。
私がここで何を言おうと、何を書こうと、これらの作品を知るには足りなさ過ぎます。
ぜひ一度、ご自身で聴いて体感してみてください。


ちなみに、会場で購入できるオルゴールにはブランクテープと穴あけパンチもセットで付いて来ます。
表面は音の目印が書かれていますが、裏はまっさらです。
ここはひとつ、自分で何か作品を作ってみるのも、良いかもしれませんね。

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ミエルレコード with OTOWAは、8/5〜8/18まで。
コミケの後、コミティアの後にちょっと渋谷まで行ってみては如何でしょう。

あ、18日は18時までのようですのでご注意ください。

ミエルレコード with OTOWA の詳細はこちら
http://www.shibuyabooks.net/blogs/information/201307291339004664.html


posted by 花 at 01:46| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント | 更新情報をチェックする
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