2013年08月05日

真夏の夜の納涼に、この1冊 - 8月7日発売 吉村佳さん「どろんきゅー」1巻 発売前レビュー

■吉村佳さん「どろんきゅー」1巻

みなさんは怖い話は好きですか。
私は割と好きです。心霊体験はしたことがないので自身ではファンタジー扱いなのかも。
でも、最も身近なファンタジー要素とも言える心霊体験は、一度はしてみたいと思うこともありますよね。
眠れぬ夜に布団の中で目をつぶり、目を開けるとそこに怖い人がいることを想像したりしてね。
あ、変ですか。 そうですか。(´・ω・`)


そこはそれとして、「どろんきゅー」はホラー4コマです。
女子高生の果歩ちゃんは霊感が非常に強く、しかも霊に好かれるタイプ。
雨後の筍か、雨の日の田舎のたんぼ道の蛙か、というくらい、うじゃうじゃと彼女に寄ってきてしまうので、それはもう、いろんな場所で"そういうもの"を見てしまいます。

20130807-01.jpg
自動販売機の取り出し口とか。


だがしかし、霊感が強いからと言って幽霊が見えるからと言って、幽霊が怖くないわけではないッ
怖くて怖くて仕方がない果歩ちゃん。しかし相手は幽霊。見たくないときでも空気を読まずに湧いて出ます。
もうありとあらゆる場所で霊と遭遇しては、果歩ちゃんは涙目になっちゃいます。

可愛い女の子が幽霊にビビる姿を堪能する。
そう、それが良いんです。

可愛いでしょう? 庇護欲をそそられるでしょう? ドS心に火が付くでしょう?(ゲスい

どの回から読んでも判りやすい設定と4コマらしい起承転結。いわゆるオーソドックスな4コマとして成り立っている上に、可愛らしく描かれるキャラクタ。それでいて対照的に恐ろしい姿で描かれる幽霊たち。そして果歩ちゃんの恐怖に引きつる表情と悲鳴。
でも、幽霊たちは基本的に果歩ちゃんのことが好きなだけなのです。怖いながら愛嬌のあるような幽霊たちのホッするオチに、嫌悪感もなく読めるのが「どろんきゅー」の素晴らしいところ。
よかった今日も果歩ちゃんは無事だった。

20130807-03.jpg
この後まさかの展開が!?

20130807-04.jpg
電車で船を漕ぐ果歩ちゃんの隣に現れた幽霊、この後幽霊が…!?


時には幽霊であることに気付かなかったりもしますが、気付いた時は既に恐怖のズンドコ(T女ネタ)
今日もどこかで果歩ちゃんの悲鳴がこだまします。

20130807-05.jpg

そして果歩ちゃんの親友アキちゃんは、怖いものなど何もない、幽霊に対してすら傲岸不遜で唯我独尊。
この子強ぇ…。

20130807-06.jpg
アキちゃんマジ強ぇ…

果歩ちゃんが怖がる姿を好み、わざと心霊スポットに連れて行ったりしちゃうドSなアキちゃん。
でも、本当に危ない場面に遭いそうな果歩ちゃんをちゃんと引き止めているかのような行動をしている面もありそうです。
この二人の関係のバランスも、この「どろんきゅー」魅力の一つなのです。

20130807-02.jpg
まぁアキちゃんはこんな幽霊の出る部屋に住んでたりするのですが。
マジ強ぇ…

20130807-07.jpg

本気で怖い話もあるのですが、このエピソードは果歩ちゃんの現在の怖がり体質を裏付ける重要なエピソード。
特別編としてショートストーリーで掲載されたものですが、このエピソードも単行本に収録されているのでしょうか。是非収録されていて欲しいところ。されてますよね?


さぁ、この暑い夏の夜長に、一つ納涼と行きましょう。
怖いもの見たさで是非一度読んでみてください。
あ、読んでる時は背後に気をつけてくださいね。

吉村佳さん「どろんきゅー」1巻は8月7日発売!


posted by 花 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 発売前レビュー | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。