2012年06月13日

ざら先生「しかくいシカク」1巻 舞台訪問

5月27日に発売となった、ざら先生「しかくいシカク」1巻。

容姿端麗ながら残念美女の渡来十子。
責任感は強いが小動物な外見でいじられキャラな内富良茜。
睡眠スキル以外は普通が普通で普通に良いように見えるが実はナチュラル腹黒(自覚ナシ?)な新坂魚。
この3人を中心として、女子高生+写真をテーマに、高密度なネタを振りまいています。

個人的には背が小さいながら努力家で部長たろうと頑張るの茜と、
本人はヤル気がなさそうなフリをしつつも生徒思いな顧問のまどか先生推しです。
割と見た目は正反対なのにね。


ざら先生作品の根本に流れる「画面の密度」や「ネタの採用方法」といったところは、他の作品に見られる通り濃厚でありながらあっさり風味となっていますが、キャラクタの行動の仕方などは、「ふおんコネクト」とは違っています。

このあたりは、八戸さんのエントリが非常に興味深いです。
外部リンク:マニアック4コマの旗手の最新作を本気で語ろう『ざら / しかくいシカク』

ガジェットを駆使して「いろいろやってみる」という部分では「しかくいシカク」と近しいところがありますが、2P連載という特殊さと相俟って、毎度わらしさまがひと悶着を起こしてオチがつく、いわゆる「お約束」が気持ちいい、DOS/V PowerReportで連載中の「わがままDIY」などもオススメですよ。(ステマじゃない)

「しかくいシカク」あとがきページにもありますが、キャラ名由来などもとても興味深い内容ですね。(ステマ)
外部リンク:ざらさん新連載「しかくいシカク」名前元ネタ
外部リンク:ざらさん「わがままDIY」名前元ネタ


さて、この記念すべきコミックス第1巻は、店舗別特典ペーパーが関東で8種、関西で7種、博多で1種と合計16種類にも及びました。
勝手ながら日本複数買い協会に所属している私ですが、おそらくこれは過去最高の特典ペーパー数です。
だがしかし、私の中でこれらペーパーを諦めるという選択肢はありませんでした。
なぜなら、ざら先生の特典ペーパーをコンプするのは、「ふおんコネクト」1巻の時から続けているから。
継続は力成り。偉い人は言いました。
今回の件は、虚仮の一念って感じですが。
岩だって通るよ。

ただそのペーパーをコンプするにしても、ただただ関西へ行ってコミックスを買うだけだと芸がない。
そういえば舞台となる「紅葉滝高校」のモデルとなった地域は、折しも私の実家の割りと近く。
であるならば、行ってみるしかあるまい。

というわけで、実家帰省を建前として、特典ペーパー集めを目的として、舞台を訪ねてみるという名目で以って、行って参りました大阪府箕面市。

通学路編

さっそく行きます。
まずは登場人物の面々が通う「紅葉滝高校」周辺、および通学路。

10P右3コマ目・11P右1コマ目
魚が寝惚けつつも乗車した「坂急バス」は大阪ではお馴染み「阪急バス」である。
魚は12番の路線に乗り、「五月中学校前」で一旦下車してしまう。
この「五月中学校」は存在せず、「五月丘小学校」が存在する。


また、路線バスは、阪急池田駅東口を出発する阪急池田市内線12番運行系統に停留所の数ともマッチする。
「五月中学校」「紅葉滝高校」の位置にあるのは「渋谷中学校」「渋谷高校」となるが、
「五月丘小学校」の名前をモチーフに中学校の名前にスライドしたものと思われる。


11P左1コマ目
茜と出会う公園。劇中の看板では「唐大池公園」と読め、実際に箕面市には「唐池公園」が存在する。
しかし「唐池公園」に同様の看板は見当たらず、また上記の「渋谷中学校」「渋谷高校」との位置関係ともまったくかけ離れた場所にあり、名前だけを参考にしたものとも考えられる。


54P右4コマ目
茜が「犯人」を追いかけた先に辿り着いた警察署は、「箕面警察署」



撮影会編

第12話で写真部一行が向かう、地元の観光名所「紅葉ヶ滝」。
大阪北摂地方で有名な景勝地「箕面の滝」だと見た瞬間判明しました。

劇中でも語られている通り、箕面でも、もみじをモチーフとしたものが多く、「メイプル」のワードもよく目にします。
しかしお土産にもみじの天ぷらはともかくとしても、もみじ饅頭はどうなんでしょうか。

99P1コマ目
「紅葉ヶ滝駅」は「阪急箕面駅」。


101P右2コマ目
駅前に劇中同様の噴水はないが、同様の時計台とロータリーが存在する。


102P右1コマ目
渓流の山道は箕面の滝へ通じる登山道。

完全にマッチしたわけではないので、他のスポットの可能性もある。

102P左1コマ目
撮影モデルの「紅葉ヶ滝」は「箕面の滝」。
訪れた日は水量が少なく、滝の状態までマッチしませんでした。残念。


103P左2コマ目
猿にエサをあげないでくださいの看板

実際に条例により、箕面の猿にエサをあげてはいけません。
私は彼らを見かけることは出来ませんでしたが。


番外:学校モデル

ざら先生曰く、「紅葉滝高校」の概観は箕面にある学校をモデルにしたものではなく、いくつかの学校のものを使っているようです。
一番目立つところでは、学校の門、それと写真部部室の窓でしょうか。特徴的ですよね。
そのうち、学校の門と一部校舎のモデルとなった学校を発見しました。

14P左1コマ目 35P左1コマ目



門の形、右側校舎の形状がおおよそ一致する。
(※学校という性質上、明確な学校名及び場所の明記は差し控えさせていただきます)


実はこの他にも、「学校裏の池」なども探してみたのですが、コレという場所の発見には至りませんでした。

なお、ドドブラカメラ蔵浜店はヨドバシカメラ梅田店がモデルです。
しかしその屋上から箕面方面を眺めても「学校の周辺」を見渡すことは出来ません。


ざら先生の作品に登場する架空の都市、「蔵浜市」は、海に面しており(ふおんコネクト)、秋葉原に通い易い千葉方面にあり(わがままDIY)、学校は京都に修学旅行へ行きます(ふおんコネクト)。さらに国定公園もある山にも面しており(しかくいシカク)、関西大学をモデルとした蔵浜大学があり(わがままDIY)、大きなショッピングモールのある場所にはビッグマンが(ふおんコネクト)、駅前には梅田HEP FIVEをモデルとした観覧車があります(ふおんコネクト)。
都市のあちこちのモデルは関西のものを多く利用されていますが、場所は関西ではありません。

あくまでフィクションですので、今回の旅も、聖地巡礼というよりも、元ネタ探しのようなものですね。
なので、この記事のタイトルも、「舞台訪問」としています。

そんなこんなで揃った特典全16種。
京都大阪神戸だけでなく、箕面までも巡った今回の旅は、弾丸ながらとても楽しいものとなりました。
目的は不浄かもしれませんが。
折角なので、ざらさん『しかくいシカク』1巻 特典全16種!... on Twitpic
posted by 花 at 00:58| Comment(3) | TrackBack(0) | 駄文 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
101P右2コマ目は以前はそういう噴水ありましたねー
Posted by cycle at 2013年05月13日 22:12
レスが超遅れてすみません。
(コメント通知機能ONにしておかないと)

なるほどあの噴水は、昔はあったのですね。
調べてみると、2012年6月20日に箕面市職員の方のブログに報告がありました。
http://blog.goo.ne.jp/butyoublog/e/fe256b33d3d9a4ab75d83ef5bdd2b884

この記事を書いた1週間後の記事…!
報告が事後だとしても、本当に撤去したのが直近だったのですね。

情報有り難うございました!
Posted by 花盗人 at 2013年08月05日 10:29
あ、さらに該当のブログを遡ると2011年7月に撤去完了の報告がありますね。
http://blog.goo.ne.jp/butyoublog/e/c2bf12aa186e880e91aa4a3de9edef1b
Posted by 花盗人 at 2013年08月05日 10:33
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