▽「虚数霊」第1巻 むらかわみちお著 幻冬舎を読んだことで私の中で一躍注目株になったむらかわみちお氏の作品
時代も場所も定かではないが、近代化の波が押し寄せる田舎町
そこに住むイディスは ある日丘の上で天使に出会う
イディスはその日から草木や動物たちの声を聞き、Aの音で歌うことが多くなった
村の人たちから魔女と言われるが・・・?
この作品は読む人によって違った感じ方をするでしょう
私はなんだか壮大な一枚の絵を見ている印象を受けました
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→■「虚数霊」第1巻 むらかわみちお著 幻冬舎
大好きな作品です
イディスに本当は何があったのか?
記憶の不思議さ、あいまいさを語りながら、
実はこの作品全体が姉の記憶による過去形の物語だったりします
2重の入れ子のような感じに構成したのが
とても上手いな、と思った覚えがあります